2018年2月23日金曜日

「ヒトラーに屈しなかった国王」&more

こんにちは。
何はなくともオリンピック。
メダルラッシュで、毎日泣いてます。
みなさん、若いのに立派ですね!
試合後のインタビューなんかでも、
感謝や今後の課題などしっかりと冷静に答えていて感心します。
そして前回、「韓国でのオリンピックは徹夜しなくていいからラク!」
なんて言ってた私でしたが。
そう、時差の無い韓国での開催は、
ドンピシャ仕事中なので、テレビにかじりついて見られない(; ゚Д゚)!!
そうだったー・・・・それがあったか・・・・!
オリンピックが気になりすぎて仕事が手につかない私です。。。

さて、冬季オリンピックはやっぱり北欧の国々の強さが目立ちますが、
そんなこの時期に公開になるのが、
珍しい北欧ノルウェーの映画。
「ヒトラーに屈しなかった国王」
(C) 2016 Paradox / Nordisk Film Production / Film Vast / Zentropa Sweden / Copenhagen Film Fund / Newgrange Pictures
北欧の小国ながらナチスドイツに最も抵抗を続けたノルウェーの、
歴史に残る重大な決断を下した国王ホーコン7世の運命の3日間を描いた作品です。
1940年4月9日。
ナチス・ドイツ軍がノルウェーの首都オスロに侵攻。
ドイツ軍の攻撃に交戦するノルウェー軍だったが、
圧倒的な軍事力によって、主要な都市は相次いで占領される。
降伏を求めてくるドイツ軍に対しノルウェー軍はそれを拒否し、
国王ホーコン7世はオスロを離れるが、
ヒトラーから命を受けたドイツ公使との謁見を受けることに。
国王は、ナチスに従うか、国を離れて抵抗を続けるか、
家族のため、国民のため、
国の運命を左右する究極の選択を迫られるー。
(C) 2016 Paradox / Nordisk Film Production / Film Vast / Zentropa Sweden / Copenhagen Film Fund / Newgrange Pictures
たった3日間の、国王の苦悩に迫る作品ですが、
ほかの歴史ものや政治劇とは少し違い、
ヒトラーや、裏切り者は電話の声でしか出てこないのがポイント。
そのかわりにここでじっくりと描かれるのは、
国王として、そして家族や国民を愛する一人の人間としての苦悩する姿、
そしてその周囲の人々
なかでも、国王の息子(皇太子)との親子の対話や、
政府官僚との関係の微妙な距離、
そして国王としての決断のときの、揺れ動き、苦悩する一人の人間としてのホーコン7世の姿が丁寧にリアルに描かれています。
同時に、これ以上血を流さずにこの戦いを終わらせたいと願いながらも結局はヒトラーの使い走りでしかないドイツ公使の苦悩や、
そしてさらに、そことは別の、ドイツ軍が間近に迫る最前線で、
ここでもまた国のため、家族のために戦おうとする一人、まだあどけない表情の残る少年兵の姿まで切実に映しだされます。
圧倒的な軍事力を誇るドイツ軍に主要な都市を占領され、
絶望的になりながらも、
それでもまだ国を、味方を信じ、抵抗を続ける少年兵の姿は、
別の場所で悩み、苦しむ国王の姿と重なり胸に迫ります。
ホーコン7世はもともとデンマーク国王の次男として生まれ、
ノルウェーが独立するときに国民投票で選ばれてノルウェー国王として即位した人物。
それだけに、「この国の行く末は密談によって決まるのではない。国民の総意によって決まるのだ。」という言葉が大きな意味を持つのです。
最近では、インテリアや雑貨などがおしゃれということで話題になったり、
社会福祉の充実などの面でも世界中から注目を集める北欧諸国。
そのなかでも、世界幸福度ランキングではなんと1位
国民生活の豊かさを示す「人間開発指数」も1位
さらにさらに民主主義度も1位で、
男女平等指数3位一人当たりGDP世界ランキングまで3位という、
驚異の国ノルウェー。
圧倒されますね!
そのノルウェー国家の礎を築いたホーコン7世の運命の3日間。
地味な作品ですが、時系列に沿ってそれぞれの場所での出来事を追い、
まるでその場に立ち合い会話を聞いているかのような感覚で、
あっという間の2時間ちょっと。
ひたひたと迫りくるヒトラーの影や戦火、
すれ違い、苦渋の決断をする国王とその家族の姿。
そして同じ日、同じようにドイツの侵攻を受け、かたや無用の流血を避けるため直ちに交戦停止命令を出して占領を受け入れた、デンマークのクリスチャン国王ホーコン7世の実兄)との対比も興味深い。
対極的な結論を出した兄弟のどちらが正しいとは言えませんが、
その後の日本の太平洋戦争のことも含め、
戦争とは、平和とは、そして国家とは何かということを考えずにはいられない、
深く心に刺さる作品です。
戦争が題材の作品ですが、戦闘シーンはそれほど多くはなく、
難しい政治の話のようでいて根底には一人の人間としての国王の姿や周囲の人々を描き出す人間ドラマなので、
戦争映画が苦手な私でも引き込まれる面白い作品になっています。
アカデミー賞外国語映画賞のノルウェー代表作品にも選出され、
主役のホーコン7世を演じ、今回プロデューサーとしてもクレジットされているイェスパー・クリステンセン「007」のミスター・ホワイト!)の重厚で印象的な演技にも注目が集まるこの作品、
劇場の大きなスクリーンでじっくりと鑑賞するのがおすすめです。
公式サイトhttp://kings-choice-jp.com/


それから、来週3月3日からは春の定番「ドラえもん」映画が始まります。
私たちスタッフは、このドラえもんが始まると“春”を実感するのです。
そう、オリンピックや大雪でてんやわんやしているうちに、
この北国・盛岡にもちゃんと春が近づいてきていたのです。
ま、まだまだ寒いし雪もがっつり降るんですけどね(+_+)
「映画ドラえもん のび太の宝島」

今年は海賊!
海賊って、なぜか子ども心をくすぐりますよねえ!
ゲスト声優には大泉洋
毎年、安定の出来栄えのドラえもん。
子どもと一緒に観に来ても大人もいつも楽しめるのが、さすがドラえもんですね。
だって、私も子供のころよく観に来てましたもん。
今の中劇のところにあった、昔の東宝に。
あのころの入場者プレゼントといったら、
今みたいなちゃんとしたおもちゃじゃなくて、
ただの紙で作る帽子(すぐ破けるor壊れる)でしたけど。
今はちゃんとしたマスコットなんかが付くので人気です。
今年は「全速前進!キャプテンドラ」が付きますよ♪
もう、春休み前に家族みんなで観ちゃいましょう☆
公式サイトhttp://doraeiga.com/2018/


そして、一年間上映してきた午前十時の映画祭も残すところあと2本!
早いですねえ(゚Д゚;)!!
明日からの「招かれざる客」
ちょうどキング牧師が暗殺されたころに上映された、
黒人差別を絡めた家族の物語。
アカデミー賞では主演女優賞脚本賞を受賞した作品です。
©1967 COLUMBIA PICTURES CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.

3月10日からの「麦秋」
小津安二郎監督の「紀子三部作」の二作目にあたる作品。
他の作品と同様、娘と父親との関係を軸に展開される人間ドラマですが、
大家族から徐々に核家族へと時代が移っていくさまや、
働く女性が気ままに独身生活を送る姿など、
今に通じる普遍的なストーリーであるのが興味深いですね。
これが1951年の作品だとは!
「東京物語」もそうでしたが、
淡々と、でもテンポよく丁寧に、市井の人々の日常を描き、
そのうえで大きな共感と静かな余韻を残す素敵な作品です。
©1951松竹株式会社

「午前十時の映画祭」、中劇では4月からの上映も決定しています。
上映作品もいよいよ3月1日には発表になります!
とにかく早く知りたい!って方は、「午前十時の映画祭」公式サイトhttp://asa10.eiga.com/)をチェック♪
発表後、こちらのブログでもご紹介しますので、お楽しみに(´▽`*)/

さあ、来週は「ドラえもん」公開!
グッズの準備に割引券の発送に、そのうえ通常の月末業務・・・・(;´Д`)
ブログの更新なんて、できる気がしない(-_-;)
というわけで、告知しておきます。
来週は更新、できないと思うー(>_<)!!
次の週には更新できるようにがんばります!
風邪とかひきませんように!!
みなさんも、まだまだインフルエンザも流行中とのことですからね、
体調に気を付けて、冬を乗り切りましょうね!


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2018年2月15日木曜日

心がヒリヒリする青春映画『リバーズ・エッジ』

こんにちは。
オリンピック、盛り上がってきましたね!
韓国でのオリンピックだと、徹夜しなくていいのでとっても助かります♪
メダルラッシュで興奮してウキウキしていたのに、
気が付くと外は雪。
すごかったですね!
膝まで埋もれるくらいに積もってましたね。
雪かきで肩と腕がしんどいです(-_-;)
そんななか、車は故障して修理に行ってるし、
そのせいで予定外の出費が痛いし、
中途半端な用事がちょっとづつ続いて連休が潰れるし、
なんだか気分が晴れません。
今月、誕生日なのにーーーー(;´Д`)!
ま、誕生日が嬉しいお年ではないのでいいんですけどね。
誕生日当日も、できれば誰も何も言わずにそっとしておいてほしいという多感なお年頃(?)
大雪とか、オリンピックとか、そのへんのどさくさに紛れて、
私の誕生日なんか誰にも気づかれずにいつの間にか過ぎてるといいなあ。。。


さて、明日2月16日公開は、
私もかなり楽しみにしていた作品
『リバーズ・エッジ』
©2018映画「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島
もはや伝説。
90年代青春漫画の金字塔。
岡崎京子『リバーズ・エッジ』
これです。

もうねえ、神です。
20年以上前だなんて信じられないけど、
この漫画、雑誌「CUTiE」に連載してたときからドハマリしてて、
この単行本も何度も何度も読み返してボロボロになっちゃってます。
そして最初、映画の公開が決まったときのティザーチラシがこれ。

このチラシを見たときにザワッと鳥肌が立った私。
原作本の表紙と同じカット。
漫画の実写化には基本、反対派の私ですが、
この、原作漫画の当時の表紙と同じカットを使ったチラシを見て、
「あ、本気なんだな。」
と、納得しました。
しかも主演は二階堂ふみちゃんで、
監督は行定勲監督!
それならいいかも!
なんとこの作品、
この『リバーズ・エッジ』の漫画に衝撃を受けた二階堂ふみちゃんが、
行定監督に持ち掛けたことから始まったんですよ。
行定監督はもともと、漫画の実写化はやらないというポリシーを持ってた方なので、
よく引き受けたなあと思ったのですが、
監督自身もこの原作を今、実写化することに興味を持ち、
ポリシーを曲げてまで自分がやりたいと思ってしまったようですね。
私も大好きな漫画なだけに、
中途半端な映画化なら観たくないと思いましたが、
この二人なら大丈夫!
二階堂ふみちゃんは、若いのに腹の据わった面白い女優さん。
この歳で、この過激な作品を自らやりたいと言える時点ですごいです。
©2018映画「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島
今回、かなりとんがった青春映画なんですが、
この人なら大丈夫。
十代のころから園子温監督の「地獄でなぜ悪い」や、
浅野忠信との禁断の愛を体当たりで演じた「私の男」など、
そもそもが難しいとんがった役ばかりを体当たりで、
しかも飄々とこなして注目を集めてきた若手女優ですからね。
今回は、ふみちゃんが演じるハルナは、
他の登場人物に比べると至って普通の女の子。
毎日が退屈、たいして好きでもない彼氏がいて、団地に暮らす、
取りたてて何があるというわけでもない女子高生。
そのリアルがこの過激な物語の背景にあることで、
たくさんの若者の共感を得たのだと思います。
退屈な学校。
何かを隠すために延々と続くお喋り。
愛も、死も、友情も、なんとなくわかってるようで全然わからない。
そして、なんにも考えてないようでいて、
実はいろんなことが頭の中も体中もぐるぐる回っていて気が狂いそうだったあのころ。
原作漫画のような過激な日々や事件は、
田舎の平和な高校生だった私には全く身近ではないし、
あり得ないストーリーではあったものの、
その底にある言葉にできないモヤモヤした気持ちや、
そんなつもりはなくてもいつしか自分のキャラクターを演じているような毎日、
ただただゲラゲラ笑ってお喋りして楽しいのにふと感じる絶望的な孤独、
さらには将来への圧倒的な不安と、
なんともいえない漠然とした閉塞感。
そのころの私と同じ十代の複雑な感情や日常、
そういうもののすべてがこの漫画にはあったのでした。
設定もせりふも、できるだけ原作に沿って作られているので、
舞台は90年代。
私の世代なら、この映画の中にいるのはまさに「私」
でも、この映画が描いているのは、
時代に左右されない普遍的な若者の痛み。
まだ家には携帯もパソコンもない時代、
ものすごい進学校でも荒れ放題のヤンキー高校でもない普通の高校生の、
日常と非日常と、心の揺らぎ。
誰でも胸が締め付けられる、青くて暗くてせつない日々。
青春ど真ん中を舞台にした作品ですが、
全くキラキラしてないし、
登場人物、全員病んでる。
どちらかといえばどす黒くて、重くて、しんどい映画です。
それでもこの作品に惹かれるのは、
やっぱりみんな、青春がただキラキラした甘酸っぱいものではなかったからなんじゃないでしょうか。
そして大事なのは監督です。
行定監督も、このごろはずいぶんと巨匠っぽくなってきていますけど、
この方の撮る青春ものはほんとにイイんですよね!
セカチューは言うまでもありませんが、
なんといっても『GO』
そして『きょうのできごと』です。
好きすぎてDVD買っちゃってます。
若者特有の心のひだを丁寧に、でも淡々と、
しかも色鮮やかに描きだすのがほんとにうまい!
やりすぎない、一歩引いた目線なのがいいのかも。
今回も、ハードでディープで過激な物語を、
ときに生々しくリアルに、でもクールに見つめる撮り方に注目です。
そして、びっくりするのはキャストたち。
原作漫画を読んでる方はわかると思いますが、
登場人物を演じる役者さんたちが、いちいち原作とソックリ!
話のカギを握る山田を演じたのは吉沢亮くん。
目の感じとか、雰囲気がもうまんま山田!

©2018映画「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島
過食症のモデル・こずえを演じたSUMIREは、
シベリアンハスキーみたいな印象的な目と、
なかなか出せないこのアンニュイなたたずまい。
そりゃそうだ。
浅野忠信CHARAの娘ですからね!
©2018映画「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島
“主人公の友人”から、徐々に物語のキーパーソンとなっていくルミちん(土居志央梨)とカンナちゃん(森川葵)も原作からそのまま出てきたようだし、
「暴力」パートを象徴する観音崎を演じた上杉柊平も、
江口洋介ばりのロン毛で、暴力でしか生を感じることができない淀んだ若さを発散させるクレイジーな役が衝撃的だし。
ただ、今流行りの若手俳優をそろえたのではなく、
原作を忠実に実写化することを目指して集められたこのメンバー。
しかも。
主題歌。
なんと。
小沢健二です。
素晴らしい!
なぜ素晴らしいかって、それは、
原作者の岡崎京子小沢健二がもともととても親しい間柄だからです。
90年代オリーブ少女だった私にしてみると、
岡崎京子小沢健二といったら、
ほんとに神&神。
まさに私の青春でしかない。
小沢君は、今でも私の一番の王子さま。
そして伝説的漫画『リバーズ・エッジ』の実写化には、
マジで小沢健二が必要不可欠なのでした。
嬉しいことに、この映画のために書き下ろした新曲で。
それで最後のピースが完璧に揃って。
衝撃的、なのに普遍的。
ありえないのに激しく共感。
そんな、新しい、ヒリヒリと心をざらつかせる青春映画が完成しました。
この映画はとにかく、
行定監督吉沢亮、さらには主題歌の小沢健二まで自分から声をかけて映画化の実現に自ら動いた二階堂ふみちゃんの熱い魂のこもった意欲作。
最近、イマドキの高校生活のなかでキラキラの男子と透明感あふれる女子の恋愛模様を描いた、似たような映画が多いなあと思っていたところでしたが。
それとは真逆の、
猫の死体が転がっている淀んだ川岸を舞台にした、
閉ざされて鬱屈した毎日を過ごす高校生を描いた青春映画を観てみませんか?
そこには、あのころの、
あるいは今まさにど真ん中の、
あなたがいるかもしれません。
公式サイトhttp://movie-riversedge.jp/


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2018年2月8日木曜日

「星めぐりの町」監督舞台挨拶決定!『共助』も観てね♪

こんにちは。
毎朝、雪が積もってるか降ってるか。
「またかよ・・・。」
今年はコンスタントに降りますねえ。
なんか、私が子どもだったころの冬の感じ。
あのころは、このくらいの雪、いつもあったし嫌いじゃなかった。
いつからでしょうね、冬が辛く、雪がめんどくさいだけのものになってしまったのは。。。
それでもこのごろは夕方、仕事が終わって外に出るとなんとなく空が明るい。
陽が長くなってきているんですね!
とはいえまだ2月に入ったばかり(+_+)
しばらくは雪かきしないといけなさそう。。。
身体がもちません(-_-;)


そんななか、急きょ決まったのは『星めぐりの町』黒土三男監督の舞台挨拶です!
(C) 2018 豊田市・映画「星めぐりの町」実行委員会
2月11日(日・祝)の13:00の回に、
監督が登壇してお話をしていただけることになっちゃいました!!
でも、もう映画の公開からすでに3週目。
もう観ちゃったよ・・・って方もいますよね(^_^;)
そうなんですよね。。。
でも、せっかくなので監督のお話を聞きついでにもう一回観る、
っていうのも有りなんじゃ?
監督の舞台挨拶のあと、上映という形になります。
当日、劇場オープン時(朝9:30)から受付順に整理券を発行します。
座席指定ではありませんので、ご注意ください。
監督に、直接聞いてみたいことがある方はぜひいらしてくださいね!
私は・・・・もしもお話できるとしたら・・・・
「親子ゲーム、大好きでした!」
と言うかもしれないですね♪
仕事柄、いろんな監督さんや俳優さんにお会いすることもけっこうあった私ですが、
特に大好きな作品の監督なんかに会うと、
「テンパると、いちいち告る」
という病気が出てくるんですね。
昔、舞台挨拶に来た市川準監督(大大大大好きな映画「大阪物語」などの監督)に花束をお渡しするときに、
「大阪物語、大好きです」
と言いたかったのに、テンパって、
「だ、大好きですっ!!」
と、卒業する先輩への告白みたいに、
しかも緊張してるので思ったよりもデカい声で言ってしまったという残念な過去が。
もちろん、キョトンとしている監督をよそに、一緒にいた後輩に体を引きずられるようにして退散したという。
ヒドイですね(^_^;)
また、「白い馬」という映画のホール上映でのトークショーに来ていた椎名誠さん(大好きなんです。結婚したかった・・・・!!!)にも、
握手してもらったら頭が真っ白になり、
「ずっと、好きでしたっ!!(作品が、と言いたい)
という、アオハルめいた告白をしてしまうという恥ずかしい経験も(-_-;)
あと、まだまだありますよ。
「ハッピーフライト」の舞台挨拶に来てくださった矢口史靖監督にも。
古い中劇の会議室でしたね。
監督の初期の作品「ひみつの花園」という映画が大好きで、
そのパンフレットを持って監督のところに行き、
またしても緊張しすぎてさんざんモジモジした挙句、
「なんていうか・・・・とにかく好きなんです(この映画が、と言いたい。)
もう、残念すぎますね。
そしてまたマニアックな映画「スイート・スイート・ゴースト」という映画の監督が別作品の舞台挨拶で中劇に来てくださったときも。
監督が待機している休憩室に一人乗り込み、
「もう、ほんとに好きで好きで、それだけは伝えないとと思って!(この映画が、と言いたい)
と、その映画のビデオ(レンタル落ちのを見つけて即買いしたやつ)を差し出したら、
「このビデオ!超貴重なんだよ!なんなら俺に売ってほしいくらいだ!」
と言われ、監督とひとしきり盛り上がったりも。
「いや、大好きな映画なんで、いくら監督でも売れません!」と言いましたけどね(^_^;)
冗談の一つでも言えばいいのにね。
絶対に手放したくないもんだから、それを撮った監督にさえも絶対に譲らないという頑なな意思表示。
最悪ですね(^_^;)
まあ、若い頃はそんな苦い経験や思い出ばかりですよね。
そんな苦くて残念なことだって、いくつも集まったらなにげに今回みたいな自慢エピソードになるもんですね。
そうだよ!みんな、恥をかいたっていいんだ!
なんでもやってみよう!
気になる人には声をかけよう!
やらなかったことはなんにもならないけど、
やってみればあとから何かの役にたつかもしれないのだ!
せめて話のタネとかくらいにはね(゜▽゜)/
・・・って、なんの話でしたっけ?
そうそう、舞台挨拶ね。
舞台挨拶関連のエピソードならもっとあるんですけどね、
「キッズ・リターン」でブレイクする前の安藤政信くんとおしゃべりしたこともあるし、
田口トモロヲさんと飲んだことがあるとか、
船越英一郎さんがスッゴクスッゴクいい人だったとか。
ある女優さんがメチャクチャ性格が悪かったとかもね(+_+)
まあ、そんな話はまたいつか。
そんなわけで、今度の日曜日。
『星めぐりの町』、気にはなってたけどまだ観てないって方はもちろん、
観ちゃったよって方もぜひリピートで。
監督の舞台挨拶付きで観てみてください☆
お待ちしております!!


そして。
明日公開。
ヒョン・ビン主演『コンフィデンシャル/共助』
(C) 2017 CJE&M CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED
こちら、2017年上半期敢行映画動員ナンバー1!
韓国に逃亡した北朝鮮の犯罪組織を捕らえるため、
北と南の刑事がタッグを組んで捜査に挑む。
世界を揺るがす非常事態、制限時間は3日間。
史上初の型破りな“共助捜査”が今、始まるー!
これ、なにげに私、かなり楽しみにしていた作品。
このワイルドなイケメン、主演のヒョン・ビンですが、
韓国ドラマ『私の名前はキム・サムスン』で、
“口が悪く、笑わず、しかも冷徹なやり手社長”を演じてた方なんですよね~♡
・・・・めっちゃハマってたんです私(´▽`)/
全部録画して、毎回、何度も何度も見直すというくらいに。
もうねえ、ドハマリですわ。
このヒョン・ビンさまに。
母親に、「あんたみたいなのが主人公のドラマだよ」と言われ、なんとなく見始めたドラマでしたが、たしかに。
ちょっと太めで酒好き、仕事のキャリアはあるがモテない姉御肌の女子が主人公。
共感しまくりでした。
でも、その相手役のヒョン・ビンさま。
最初は「かなり整った雨上がり・宮迫」にしか見えなかったんですけどね、
回を重ねるごとにだんだん目が離せなくなっちゃったんですよ~!
目がおかしくなったのか!?
宮迫がめちゃくちゃかっこいい(゜Д゜)!!
ていうかこの人、スゲーかっこいい(≧▽≦)!!
それより前の韓流では、「イヴのすべて」というドラマでヒロインを陰からずっと支えるヒョンチョル先輩の役をやってたチャン・ドンゴンにハマっていたんですけどね。
もうハマリすぎて、ヒョンチョル先輩の吹替えをやってた谷原章介さんまで好きになっちゃいましたからね。
で、それ以来のドハマリでした。
その、「キム・サムスン」から7~8年。
今回、久しぶりのヒョン・ビンさま。
実は私、その後の「王の涙」とか観てないんですよ。
このごろは映画館でも観たい作品のうち10本に一本くらいしか観られないし、
DVD借りてまで家では映画、観ないんですよ。
だから「キム・サムスン」以来。
ヒョン・ビンさま、歳を重ねて、大人の色気が出てきて、ちょうーーーどいい感じになってました♡
(C) 2017 CJE&M CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED
北朝鮮の特殊部隊にいた経験のある、家族を失った刑事というワイルドな役柄も似合う、
憂いを帯びた表情に無精ひげ。
マジでやられた!
なんと、韓流には興味のないスタッフSさんまでもが、
「めっちゃかっこよかった・・・・♡久々、一目惚れした!」
と言ってましたからね!
やっぱり!
そうでしょう!?
今までラブストーリーの王子様的な役が多かったヒョン・ビンさまですが、
今回は、接近戦に特化したロシアの戦闘術“システマ”を駆使した超絶スタイリッシュなハードアクションに挑戦しています!
あの長身と小さな顔、長い手足で激しい戦闘シーンなんてやられたら!
目がハートのままで止まってしまいますよね!
もうねえ、この方が着ていると、
ただの紺色のスーツも、
普通の革ジャンも、
北朝鮮の軍服までもがめちゃくちゃかっこいい衣装に見えてくる。
そして忘れちゃいけないのは今回の相方、ユ・ヘジン
この方はまた、いるだけでその場を和ませるこの顔!
(C) 2017 CJE&M CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED
南北問題という社会派テーマを扱いながらも、
この方のほっこり感とユーモアでうまい具合にコメディ要素を盛り込み、
しかもアクションシーンはド派手に思いっきり振りきって、
ちょうどいいバランスのエンターテインメントになってます。
そしてこの作品で、警察も国家も部下も裏切る冷酷無慈悲な犯罪組織のリーダーを演じたキム・ジュヒョクが、去年の10月に交通事故で亡くなったのも驚きました。
(C) 2017 CJE&M CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED
この方は「プラハの恋人」
このドラマも好きだった(>_<)
キム・ジュヒョクも、「プラハの恋人」から10年以上たち、
歳を重ねた男の色気が出てきていて、
これからさらに面白い役者さんになっていくはずだったのに。
この映画の上映が決まったあとの、事故死のニュース。
本当に残念でした。
ご冥福をお祈りいたします。
しんみりしちゃいましたが、映画は誰でも楽しめるめっちゃ面白いエンターテインメント作品です。
これは、「アシュラ」とかみたいな血みどろの激しさは無いので、
家族みんなで楽しめますよ!
アクション映画が大好きなお父さんたちも、
韓流にドハマリ中のお母さんたちも、
R指定は付いてないのでお子さんたちも、
私みたいな女子もね♪
大スクリーンでヒョン・ビン、堪能してくださいね♡
公式サイト→http://kyojo-movie.jp/


あ、もう一個思い出した♪
2月16日公開の話題作(主演の二階堂ふみちゃんが今、いろんなバラエティ番組に出て宣伝してくれています☆)「リバーズ・エッジ」の監督はなんと行定勲監督。
実は私、この方にもお茶をお出ししたことがあるんですよねえ(゜▽゜)/
当時はまだ「GO」「セカチュー」も撮る前の、無名の監督でしたけど。
なんか・・・・なんでもやってみるもんですね。
いつか、何かの拍子に、話のタネになりますからね(・ω・)ノ
みなさんも、今、しぶしぶお茶を出した人がそのうち出世して巨匠になるかもしれないし、
時間つなぎに仕方なく話し相手をした若くて細くて全く見たことのない若手俳優がもしかしたらいつかブレイクして人気のイケメン俳優になるかもしれないんですからね!


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2018年1月26日金曜日

震災からの心の再生『星めぐりの町』。『ギルバート・グレイプ』も必見。

こんにちは。
雪、すごいですねえ。
まあ、関東などとは違って、このくらいの雪は当たり前の盛岡。
東京みたいなパニックはないですけど、
朝の、家の前の雪かきや車の雪おろし、
渋滞のための30分前行動に、給湯器や水道の凍結対策と、
めんどくさいことが山積みですが、
もうやるしかないのでやるんです。
ほんとはやりたくないし、灯油代や凍結対策のための電気代やなんかがかなり冬の生活費に影響を与えるので超ブルー。
エアコン一つで冬が越せる地方とは、かかるお金が全然違うと思うんですよ!
国からの補助金が欲しいですよね!
とはいえまだ1月。
北国の冬はまだまだこれから。
もうしばらくは辛抱ですね(+_+)

さて、今回ご紹介するのは明日27日公開の作品
『星めぐりの町』
(C) 2018 豊田市・映画「星めぐりの町」実行委員会
なんと、御年76歳、俳優生活55年の小林稔侍初主演作品。
主演と聞いて、「荷が重い」と一度断ったという小林稔侍
「小さな町で豆腐屋を営み、実直に生きる主人公」ということで、
それならやりたいと、オファーを受けたらしいです。
この作品、なにげに岩手と関連する作品なのも気になるポイント。
舞台は愛知県豊田市
人口42万人、豊かな自然とものづくりが共存する町です。
そこで、こだわりの手作り豆腐を作り続ける小さな豆腐屋に、
東日本大震災のときに岩手で被災し、家族全員を失った少年がやってくるところから始まります。
(C) 2018 豊田市・映画「星めぐりの町」実行委員会
そして小林稔侍演じる豆腐屋の主人の、亡くなった妻の実家は岩手県花巻市の設定。
宮沢賢治「雨ニモ負ケズ」をキーワードに、
普通の街で、普通に暮らす人々が織りなす、
あたたかくて優しい、心の再生の物語。
監督は2005年に中劇で上映した映画『蝉しぐれ』黒土三男
監督自身が東日本大震災で被災して自宅が半壊、
今回の映画の舞台である愛知県豊田市に移住したことから、
この街で人と自然に誠実に向き合い、
額に汗して働き、ひたむきに生きる人びとの物語を映画で描こうと思ったといいます。
観光地を回る映画ではなく、
普通の小さな町で、そこに暮らす普通の人々の生活を静かに、丁寧に描いた作品。
派手な演出もドラマティックな盛り上がりもないけれど、
傷つき、心を閉ざしてしまった少年の心の再生と成長、
それを温かく見守る人びとの優しさや丁寧な暮らしぶりが心に沁みます。
妥協することなく実直に豆腐を作る職人の姿、
かまどで炊くごはんや、炭火で焼いた魚。
厳しい自然に家族を奪われた少年が、
自然の美しさと人びとの優しさに癒され、
おいしいものをおいしいと感じ、
少しづつ心を開いていく過程を、
季節の移り変わりとともにゆっくりと写しだします。
「なんか、懐かしい。この感じ好きだなあ・・・」
と思ったら!
30年前、大好きだったドラマ「親子ゲーム」「親子ジグザグ」の脚本を書いていたのが、この黒土三男監督だったのでした。
どちらも、下町のラーメン屋や定食屋を営む主人公がちょっと問題のある少年を引き取って一緒に暮らすお話・・・。
泣いたなあ・・・って、そういえばお話、似ているじゃないですか!
この監督はほかにも「とんぼ」も脚本を書いていたんですね。
あれも良かった。。。!
なるほど!
この監督はとにかく、人と人とのつながりや、普通に暮らす人びとの何気ない日常をあたたかく描きだすのがうまいんですね!
長渕剛がまだ筋肉ムキムキじゃなくて爽やかな笑顔も見せてコミカルな演技をしていたころですよ。
いい役者だったし、いいドラマに出てた!
そういえばあのころのドラマってほんとに面白くて、毎日、ぶっ続けでドラマばっかり見ていたなあ・・・!
「うちの子にかぎって」とか、「パパはニュースキャスター」とか、めちゃくちゃ面白かったですよね!
あの頃の岩手は民放が2局しかなかったので、
私と同世代の方とはテレビの話をすればたいていは盛り上がるんですけどね。
あんなドラマが見たいなあ(>_<)!
ちょっと話がそれましたが、
そんなわけで、「星めぐりの町」です。
こういった、心を動かす人間ドラマで大事なのがやはり出演者ですよね。
小林稔侍の、言葉は少ないけど優しさ溢れる昭和のお父さん感、頑固な職人感がまさに主人公そのもの。
(C) 2018 豊田市・映画「星めぐりの町」実行委員会
監督からも「役作りは必要ない。そのままの稔侍さんで」と言われていたそうですよ。
バラエティ番組では、過去に共演した女優さんたちから「実はスケベ」というアウトな一面が暴露されていましたが(^-^;)
昭和の銀幕俳優ですからね、ヤンチャなのは当たり前。
映画の中で、尊敬する昭和の大スター・高倉健さんからもらったというジャンパーを着て健さんと共演しています。
主人公はもちろんのこと、
心を閉ざした少年役には今回オーディションで選ばれたシンデレラボーイの荒井陽太くん。
演技の経験ゼロですが、朴訥で不器用なその雰囲気は、天才子役にはなかなか出せないものでしょう。
さらに小林稔侍の娘役で檀蜜
意外にも作業着のよく似合う男勝りな役がハマっています。
ほかにも高島礼子平田満六平直政など、個性的な顔が脇を固めます。
四季折々の町の風景とともに、
静かに心癒されるこんな作品で、
真冬のひとときをほっこりと過ごしてみるのもいいのでは?
公式サイトhttp://hoshimachi.jp/


小さな町の普通の人々の暮らしを描き出す作品がもう一本。
『ギルバート・グレイプ』
Ⓒ1993 DORSET SQUARE FILM PRODUCTION AND DISTRIBUTION KFT.
言うまでもなく、若かりしころのジョニー・デップレオナルド・ディカプリオが兄弟役で共演した作品。
今はあまり見なくなってしまいましたがジュリエット・ルイスも好きだったので、
私にとってはかなりツボなキャスティング。
実は私、この映画を映画館で観たときに、
「やっぱり映画館で働きたい!」と思い、
帰りに履歴書を買って帰り、翌日に面接に行ったんですよね。
懐かしいなあ。。。
ただただハートウォーミングというわけじゃなく、
超肥満の母、知的障害のある弟、
そして閉ざされた生活に未来への希望を完全に失ってしまっている主人公と、
一癖も二癖もあるんですけど、
それでもやっぱりなぜか心を鷲掴みにされた、
印象的な作品です。
私はこの年のアカデミー賞助演男優賞はレオ様で良かったと思うんですが、
受賞は逃しているんですよねえ!
なぜかアカデミー賞には嫌われているような感じだったレオ様
5度目のノミネートでやっと2015年、最優秀主演男優賞を獲りました。
このときは、心から「おめでとう(>_<)!!!」と思いましたよ。
私とほぼタメなので、今ではすっかり脂ののりきった重厚な演技と存在感を見せるスター俳優となったレオ様ですが、この『ギルバート・グレイプ』でのマッチ棒みたいにヒョロヒョロの十代だった彼の神がかり的な演技は必見。
ジョニー・デップも、まだまだイケイケの若手俳優だったころ。
モテ男オーラをすっかり隠して、田舎の鬱屈とした日々を送る青年を見事に演じきっています。
私も今回、絶対にスクリーンで観直したい作品。
観たことがないって方は、絶対に観てくださいね!
公式サイトhttp://asa10.eiga.com/2017/cinema/709.html


それから、今日・明日と舞台挨拶の生中継がある
『CINEMA FIGHTERS』ですが、
劇場窓口で整理券を発行中です。
 料金は通常料金、前売り券を持ってる方はその券で観られますし、
まだお席もありますので、迷ってる方はぜひいらしてくださいね!


ついつい夜更かしをしてしまい、やっとウトウトと眠りかけてきたころ、
急に外にすごい音をさせて除雪車がやってきて、
しばらくそのまま除雪を続けるので眠れない(-_-;)
雪国あるあるですよね。
いや、ありがたいのだ。
夜中のうちに、家の周りを除雪していてくれるんですからね。
でも。
でもでも。
寝せてくれ(ノД`)!
もちろん、夜更かししていた私が悪い。
そう、これを書くのに夜更かししていたのです( ゚Д゚)
そして起きたら玄関前を雪かきです。
・・・しんどい。。。
春よ、来い(+_+)!!
マジで。


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2018年1月19日金曜日

パディントンがかわいすぎ♡&真冬の新作一気読み!

こんにちは。
北国・盛岡の冬本番ですね。
つい先日、直木賞と芥川賞の発表があり、
スマホをいじりながら、
たまたまついていたテレビで見ていたのですが。
受賞した3作品中2作品のタイトルが、なんか岩手っぽい・・・?
と思ったらやっぱり。
どちらも宮沢賢治関連のタイトル。
芥川賞を受賞した若竹千佐子さん(遠野市出身だそうですね!)の『おらおらでひとりいぐも』は、
昔、教科書に載っていた宮沢賢治「永訣の朝」だし。
直木賞に選ばれた門井慶喜さんの『銀河鉄道の父』は、
宮沢賢治の父ということで。
前回、芥川賞を受賞した沼田真佑さんも盛岡市在住だし。
なんだか、岩手、きてるじゃん!?
派手さはない。
自己主張もあんまりしない。
地味。
だけど、住んでみるとみんなが気に入る、そんな場所。
それが岩手。
誰も大きな声で宣伝してくれないけど、
実はけっこう、というかかなりいいところですよね!
実際に田舎は田舎だけど、
文学や映画を愛する土地柄なのも確か。
こんなことからも岩手の良さや魅力を全国に発信できるといいですね。
世の中が不倫不倫と似たようなゴシップばかり騒ぎたてるこのごろ、
久々に嬉しいニュースだなあと、
心があったかくなった生粋の岩手っ子の私でした。

さて、まずはかわいいクマさんのお話からいきましょうかね。
明日1月19日から公開
『パディントン2』
(C) 2017 STUDIOCANAL S.A.S All Rights Reserved.
もう、バリバリにユニオンジャックをはためかせたイギリス映画の登場です(´▽`*)/
そう、私も大好きなイギリスです。
赤い帽子に青のダッフルコートを羽織ったかわいいクマさん。
パディントンの映画第二弾。
すっかりロンドンっ子になって、
ブラウン家の人々と幸せに暮らすパディントンに、
クマ人生最大のピンチが訪れる!?
あ、一作目を観てないって方でも大丈夫♪
今回は、一作目よりもパワーアップしてドキドキワクワクの新しいお話の中へ。
色鮮やかでエキサイティング、
カラフルでハートフルなロンドン観光にご案内!
今回、敵役の落ち目の俳優ブキャナンにヒュー・グラント
これは面白い!
ヒュー・グラント
もとはバリバリの二枚目俳優でしたが、
持ち前のコメディセンスが花開き、
ハッピーなラブコメで大ヒットを連発、
いろんなスキャンダルを芸の肥やしにして
“ロマンティックコメディの帝王”と呼ばれる唯一無二の存在に。
私は、美しい英国男子満載の同性愛映画『モーリス』で見たのが最初のヒュー様でしたが、
歳を重ねてロマコメの帝王という冠も少し落ち着き、
いろんな映画に面白いスパイス的な役柄で出演してはいいところを持っていくようになってからのヒュー様のほうが私は好きです。
一番好きなのはなんといっても『ブリジット・ジョーンズの日記』
映画じたい、大好きなんですが、
この映画のヒュー様はもう、まるで当て書きのようなハマリ役で最高でした。
女好きでウソつきでだらしないダメ男でしたけどね。
今回の『パディントン2』での“落ち目の俳優”役も、
本人が面白がって引き受けたというのがさすがですよね。
今回、中劇では日本語吹替え版での上映なので、
パディントンの声は松阪桃李くん、
ブラウンさんが古田新太
そしてヒュー様の声は斎藤工
なるほど!
ロンドンのおしゃれな街並みを背に、
夢のような移動遊園地や気球での逃避行、
壮大なトレイン・アクションと、
子どもから大人までみんなが夢中になってしまうハッピーファンタジー。
刑務所に入れられたパディントンの、
ピンクの刑務服までもが愛らしくキュートで癒されますよ♪
(C) 2017 STUDIOCANAL S.A.S All Rights Reserved.
売店にはたくさんのグッズも到着!
スタッフもメロメロの、モフモフマスコットなど早い者勝ちです☆
パンフレットにはロケ地案内も(^▽^)/
行けないけどね。。。
そんなこんなで、大人も大満足の『パディントン2』
冬休みに配った中劇の割引券、
『妖怪ウォッチ』に持ってきてくださった方たちにはちゃんとその場でお返ししていますので、それをまた持ってきてもらえればまたまた割引になりますので忘れずに!
ぜひご家族で観に来てくださいね!
公式サイトhttp://paddington-movie.jp/


そしてこのあとも続々、新作が待機中!
1月27日公開、 小林稔侍76歳にして映画初主演。
震災で家族を失った少年と、実直に生きる豆腐屋の店主。
心の再生の物語。
『星めぐりの町』http://hoshimachi.jp/
(C) 2018 豊田市・映画「星めぐりの町」実行委員会


2月9日公開ヒョンビン主演、南北問題を扱いながらも圧倒的なエンターテインメントとして韓国でメガヒット。
『コンフィデンシャル/共助』http://kyojo-movie.jp/
(C) 2017 CJE&M CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED


嬉しい!ナウでヤングだった若かりしころの私のバイブル、岡崎京子の漫画を実写化した作品。
監督が行定勲、主題歌をこちらも私の永遠の王子さま・小沢健二が担当しているのもナイスです♪2月16日公開!
『リバーズ・エッジ』http://movie-riversedge.jp/
(C) 2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社


2月24日公開。
1940年4月、ナチスから降伏を迫られたノルウェー国王ホーコン7世の3日間。
『ヒトラーに屈しなかった国王』http://kings-choice-jp.com/
(C) 2016 Paradox / Nordisk Film Production / Film Vast / Zentropa Sweden / Copenhagen Film Fund / Newgrange Pictures


前回、暑苦しく語りました3月公開の注目作。
『ゴーギャン タヒチ、楽園への旅http://gauguin-film.com/
(C) MOVE MOVIE - STUDIOCANAL - NJJ ENTERTAINMENT


予告を見ただけで笑ってしまったくらいに楽しみな、リュック・ベッソン監督最新作。3月30日公開
『ヴァレリアン』http://www.valerian.jp/
(C) 2017 VALERIAN S.A.S. - TF1 FILMS PRODUCTION


元SMAPの三人が描いた新しい地図。
劇場側にはまだ詳細も写真も全く届いていないのでよくわかりませんが。
なんか面白そうな企画です。
4月6日公開
『クソ野郎と美しき世界』http://kusoyaro.net/


そしてそして、ごめんなさい。
先週、更新できなかったので紹介できていませんでした。
本国フランスで8週連続トップ10!
突然、父になったプレイボーイと、
男手二つで育てられた少女。
ヨーロッパ全土が笑いと涙に包まれた、感動のエンタテインメント。
『あしたは最高のはじまり』http://ashita-saikou.jp/
Julien PANIE
少し前に中劇で上映した「ショコラ 君がいて僕がいる」オマール・シー主演。
フランスでは絶大な人気を誇る国民的スターのようですね。
どうやらこれからガンガンきそうな気配。
要チェック!
そしてこの子役の女の子もまた最高にキュートでかわいい♡
さらに、舞台もロンドンときた!
「パディントン2」と同様、ロンドンの憧れの名所から刺激的な最先端スポットまで、惜しみなくロンドンの街の魅力を描きだしてます♪
こちらは25日までの上映です。


さあ、『妖怪ウォッチ』も落ち着いて、
怒涛の新作ラッシュの時期に入りました。
こういった、大作系と大作系の間の静かな時期が大好きな私。
でもなんか妙に忙しくて、なんとまだ「スター・ウォーズ」を観られていない!
「ゴッホ」「ペーパームーン」ももうすぐ終わっちゃうから観たいのに!!
なんとかして映画を観よう!
観たいものだけでいいから。コツコツと!
それが私の今年の目標です(>_<)!


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2018年1月5日金曜日

ゴッホとゴーギャン

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

平成30年。
ビックリですね。
昔の知り合いにばったり会ったら20年ぶり(@_@;)!
赤ちゃんだった親戚の子供は丸の内のOLさん。
そして私は・・・・・
頭も回らなくなり、視力は落ちて膝が痛い、
ただのオバチャンに(-_-;)
ほんと残念ですね。
「歳を重ねることを楽しみたい♡」
・・・なーんておしゃれなことを言ってみたいものですが、
お金もなく、ズボラで自分に甘い庶民の私は、
これ以上に歳をとることなんて恐怖と不安でしかありません。
というわけで、お酒を飲んでいろんなことを忘れようとばかりしてしまう私なのでした。
「大将、熱燗おかわりね!」

そんな虚しいお話は置いといて。
明日1月6日から、私もすごく楽しみにしていた作品が公開になります。
「ゴッホ 最期の手紙」
(C) Loving Vincent Sp. z o.o / Loving Vincent ltd.
すでに予告を見た方もいるかもしれませんが、
全編が動く油絵で構成された、体感型のアートサスペンス映画です。
フィンセント・ファン・ゴッホ
個性的な筆致と、激しい性格、そして衝撃の最期。
今も世界中の人々を魅了してやまない、誰もが知る天才画家です。
生前は1枚しか絵が売れなかった不遇の人ですが、
死後は価値が急激に高騰、
バブル時代には日本の実業家が125億円で買ったりもした、
伝説の画家。
友人である、こちらもまた独特の個性的な作品を残して今でも絶大な人気を誇る画家・ゴーギャンとの共同生活が破綻して精神を病み、
自分の耳を切り落としたエピソードも有名ですね。
そして、銃で自分の腹を撃ち自殺したー。
そんなエキセントリックでスキャンダラスなイメージのつきまとうゴッホですが、
近年はその死の真相が疑問視されています。
持って出た油彩道具も、自分で撃ったという銃も持たずに帰り、
どちらも発見されていないからきっと殺されたのだとか、
誰かをかばっているようだったとか、
さらには自殺ではなく事故だとか・・・・。
「源義経は死なずに中国大陸へ渡りチンギス・ハンになった」的な、
人びとの希望をこめての「If」(もしも)なんて、
有名人にはそんな話は付き物ではありますが、
もしも自殺でないというのなら、すっごく気になりますよね!
その、死の真相に迫るのが主人公の青年・アルマン。
彼は、郵便配達人である父親から、
ゴッホが弟・テオに宛てて書いた手紙を託される。
そしてテオの消息を追ううちに、
ゴッホの死には不可解な事実が隠されていることを知り・・・。
というお話。
ゴッホの名画をモチーフに実写映画として撮影され、
その1コマ1コマが、世界中から集められた125名の絵描きの手によってゴッホタッチの油彩画として生まれ変わり、
その総数62450枚をアニメーション化し、
動く油絵で構成された圧巻のアートサスペンス映画が完成。
スリリングに進んでいく謎解きの興奮とともに、
自分がゴッホの描いた絵画の世界に入り込んだような感覚になる快感!
ゴッホ最期の地・オーヴェールで、
主人公アルマンが聞き取りをするゴッホと関わりのあった人々は、
ゴッホの絵に出てくる人物ばかり。
ゴッホの絵が好きだという方には、
「あ、この人は!!」とか、
「あの絵の人だ!」とか、
もちろんかなり楽しめる内容ですが、
あまりよくは知らないという方にも、
天才画家ゴッホ自身の絵画によってゴッホの人物像に迫るという面白さとともに、
死の真相に迫る謎解きのワクワク感もあってじゅうぶん楽しめる作品になっています。
ゴッホは生前、日本の浮世絵に魅了され、かなりの浮世絵を集めていたということで、
作品のなかに浮世絵が登場することもしばしば。
あのゴッホが、日本の文化に傾倒し、影響を受けていただなんて、
日本人としては誇らしく、嬉しいことですよね!
今回、その浮世絵が登場することで有名な「タンギー爺さん」も出てきます♪
(C) Loving Vincent Sp. z o.o / Loving Vincent ltd.
ゴッホは弟・テオに宛てた最後の手紙で、
「われわれは自分たちの絵に語らせることしかできないのだ」
と書き記しています。
たくさんの絵画作品とともに、
大量の手紙(おもに弟へ宛てたもの)を残し、
個性的な作品とともにその人生や人間的な魅力を世界中に発信し、
人々の心を掴むことになったゴッホ
今回はその、ゴッホの作品のなかに入り込み、
ゴッホの生きる支えであったであろう手紙をめぐるミステリーの世界を旅してみる、
そんな贅沢な時間を過ごしてみませんか?
公式サイトhttp://www.gogh-movie.jp/


そしてさらに!
なんと贅沢なことに!
ゴッホを語るうえでは絶対に欠かせない人物・ゴーギャンの映画も決まっちゃいましたぁっ(^▽^)/
「ゴーギャン タヒチ、楽園への旅」
(C) MOVE MOVIE - STUDIOCANAL - NJJ ENTERTAINMENT
ヤッターーーーーーー!!!!!
ゴーギャン、大好きなんですよ!
・・・嘘はつけないので言いますが、
ほんとは一番好きなのはシャガールなんですが(^_^;)
次がゴーギャンです!
あ、もちろんゴッホも好きですよ♪
これ、宣伝のためでも嘘でもなく、ほんとです。
絵を描くのも観るのも好きだった母の影響で、
子どもの頃から美術館を巡る番組(「ルーブル美術館」とか、昔やってましたよね!)や、
美術関係の写真集なんかを母と一緒に観ていたせいか、
美術館や博物館で働く人になりたい!
と思っていて、
短大で学芸員になるための勉強(博物館学とか美術史など)をしたんですけどね。
どうも東京で暮らすということが無理で、
卒業と同時に盛岡に帰ってきてしまい(^_^;)
当時、県立美術館もできる前だったし、
インターネットもまだまだのそのころ、
どうしたら盛岡で学芸員になれるのかもわからず、
結局は子どもの頃から好きだったもう一つのもの(映画)の世界へ足を踏み入れてしまいました。。。
それが良かったのかどうだったのかはもうわかりませんが、
蟻地獄のように、泥沼のように、
二度と外の世界へは出られない迷宮の中に入り込んでしまったことだけは確かです(-_-;)
そうして、そんなこんなで大好きな映画の世界で、
大好きな画家たちの作品や人生に触れることができるというのは、
これまたすっごく嬉しいことなのでした。
で・・・なんの話でしたっけ?
そう、ゴーギャンです!
今回の作品は、ゴッホと共同生活をして仲違いし、
耳を切り落とすというゴッホのエキセントリックな行動に嫌気がさして同居を解消、
パリに帰ったあとのゴーギャンのお話です。
作品が売れず行き詰まっていたゴーギャンが、
絵画制作の場をフランス領タヒチに求めて旅立つ、
まさに彼の人生の分岐点から始まります。
「パリには何も無い」
そう言って原始の楽園を求め、
野生のイブにすがって作品を描き続けたゴーギャン
タヒチやマルキーズ諸島で妻としたのはみな十代前半の少女たち(-_-;)
ちょっとそこにはいろんな問題がありそうですが、
まあそれについてはとりあえず置いておきましょう。
だって、その地上の楽園で出会った原始のイブたちを描いた作品たちでゴーギャンは有名になったんですからね。
とにかく、ゴーギャンの傑作の数々はタヒチやマルキーズ諸島で描かれたもの。
その傑作たちの生まれた背景や、
ゴーギャン“地上の楽園”での創作の秘密、
そして愛と苦悩の日々を、
しかもゴーギャン役をヴァンサン・カッセルで!
(C) MOVE MOVIE - STUDIOCANAL - NJJ ENTERTAINMENT
感無量!
この宣材写真を見たとき、
「あれ、ヴァンサン、ちょっと老けたわね・・・」
と思いましたが。
そりゃあね、私が初めてヴァンサン・カッセルというフランス人の若手俳優を見てハートをズキュンとやられたのはなんと20年以上前の映画『憎しみ』ですからね(+_+)
すごい映画でした。
なんていうか・・・・とにかく衝撃でした。
その後の『ドーベルマン』も、作品はかなりいかれていましたがヴァンサンのかっこよさでオールオッケー♡
日本のアニメから多分に影響を受けた作品で、
ルパンみたいな細いパンツでスポーツカーをぶっ飛ばすヴァンサンと後の奥様モニカ・ベルッチはかなりかっこよすぎるカップルでした。(→のちに離婚。残念。)
『オーシャンズ』シリーズや『ブラックスワン』にも出てましたね!
私が今、普通にオバチャンになってるんだから、
20年前のイケメンだってオジサンになってて当たり前。
でも、孤高の画家・ゴーギャンが乗りうつったかのような白髪の混じったヴァンサンも、
なかなかにセクシーで素敵です☆
こちらは3月の公開になりそうなので、
近くなったらまた語らせていただきますねー(゜▽゜)/
公式サイトhttp://gauguin-film.com/


さあ、どうだ!
2018年の中劇も、イイ感じでスタートです♪
今年もなるべく、ミニシアター系の映画も最低でも2週間づつはがんばって上映していくつもりですので、
みなさま、ぜひぜひ時間を合わせていらしてくださいね!
どうか、ごひいきに!


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2017年12月31日日曜日

年末のご挨拶&営業のご案内

こんにちは。
いよいよ今年も終わりですね。
あっという間だーとか、
今年もなんにもしなかったーとか、
なんかそういう言葉はもう聞き飽きたし、使い飽きました(+_+)
この年になるともう心境的には・・・・無です。
土曜も日曜も無く、
正月もお盆も無い、サービス業。
大掃除?何それ?
寝正月?やったことなーい。
お年玉?・・・・そんなシステム、なくなっちゃえばいいのにね!
元旦?映画サービスデーでーす♪みんな来てね!!
そんなわけで、今年も普通に過ぎてゆく年越しです。
イェーイ☆
・・・・・。

さて、映画館は正月休みなんかありませんので、
やってないかも・・・なんて心配はご無用!
ガンガン上映していきますよ!
でも一応、本日(大みそか)は少しだけ休ませてください(^_^;)
12月31日は、
「妖怪ウォッチ」17:45の回、
「椿姫」17:15の回は休映になります。
元旦は通常通り、
「妖怪ウォッチ」9:45~
午前十時の映画祭「アニー・ホール」10:00~
上映しますよ!
しかも1月1日は映画サービスデーで1100円均一!
お父さんもお母さんもお兄さんもお姉さんも、
オジチャンもオバチャンも1100円です。
みんなで「妖怪ウォッチ」へいらっしゃい!
*「午前十時の映画祭」と「椿姫」は特別上映のため均一料金ですので、
サービス料金にはなりません。ご了承ください(>_<)


「妖怪ウォッチ」
(C) LEVEL-5/映画『妖怪ウォッチ』プロジェクト 2017
絶賛上映中。
今のところ、満席になったりはしていないので、
それほど警戒しなくても大丈夫ですよ!
一応、土日祝日の午前中と、料金が安いサービスデーは早めに受付しましょうね!
学校や幼稚園などで配られた割引券を忘れずに!
お子様には入場者プレゼントがありますよ♪
限定の「エンマ大王のポップコーンボックス」もまだあります!
でもグッズはもうすぐ完売しちゃいそう(>_<)
お早めにどうぞ!
公式サイトhttp://www.eiga-yokai.jp/


「アニー・ホール」(上映中。)
ANNIE HALL © 1977 METRO-GOLDWYN-MAYER STUDIOS INC.. All Rights Reserved.
ウディ・アレン監督作品。
こちらは1977年のアカデミー賞やゴールデングローブ賞など、
数々の賞を受賞し興業的にもヒットした作品で、
かなり好みの分かれるウディ・アレン作品のなかでも、
「誰もが好きなウディ・アレン映画」
と言われています。
ウディ・アレンのその後のスタイルを確立した作品でもあり、
キャリアとしても大きな転機になった、
ウディ・アレン作品を語るうえでは欠かせない作品。
実生活でも交際していたことが有名な、
主演のこのウディ・アレンダイアン・キートンですが、
この作品が製作されるころにはすでに破局、
そしてその破局してしまった二人の関係に基づいているかのような設定で、
一組の恋人同士の出会いから別れ、
そしてその後を描いた、
軽快でコミカルで、しかもリアルなラブストーリー。
アカデミー賞の作品賞から脚本賞監督賞
そして主演女優賞まで受賞した、まさにこの年の映画界を席巻した作品。
このあと、ウディ・アレン“養女性的スキャンダル”(その後、その養女と結婚!)で世間を騒がせることになるのですが、
ダイアン・キートンは常に彼を擁護。
彼の作品にも出演を続け、
良好な関係を維持しているようですね。
男女としては終わっても、きっと固い絆で結ばれた素敵な二人なのでしょう。
理想ですよねー!
この二人のベストカップルっぷりは、たぶんこの作品で一番発揮されているんじゃないかと思います。
ウディ・アレン節全開の斬新な作りや、
ダイアン・キートンのメンズライクでクールなファッション、
70年代のニューヨークの風景、
軽やかで洗練された音楽や小物たち、
そしてウディ・アレンの、長くて説教くさいセリフでさえもがなんだかおしゃれに見えてくる不思議な空気。
なぜかたまに急に観たくなる映画です。
お正月、あえてのウディ・アレン映画っていうのも、有りだと思いますよ(^_^)/
公式サイトhttp://asa10.eiga.com/2017/cinema/702.html


「ソフィア・コッポラの椿姫」
(C) Yasuko Kageyama
こちらは前回、がっちり語ったのであっさりにしときましょう。
http://moriokachugeki.blogspot.jp/2017/12/blog-post_22.html
誰もが知る王道のオペラ「椿姫」を、
今をときめくトップクリエーターであるソフィア・コッポラが手掛けた、
華麗で斬新、クラシックかつモダンな夢の舞台。
本興行時は発売と同時に即完売でプレミアチケットとなったこのローマ歌劇場での公演をそのまま映画館で観賞できるという贅沢な企画!
料金が高い、敷居が高い、よくわからない。
そんなイメージの先行する“オペラ”
でも、近くの映画館で、3000円で、普段着で、
オペラグラスも使わずに間近で観られ、
しかも字幕付き!
こんなチャンスはめったに無いですよ!
この機会にぜひ、本物のオペラに触れてみてください♪
公式サイトhttp://sofia-tsubaki.jp/


さてさて、今年も間もなく終わろうとしています。
この一年のご愛顧、誠にありがとうございました。
数年前に比べると、
映画館を取り巻くいろんな状況や、
中劇を取り巻くいろんな事情を含め、
地味にいろいろと変わってきていて(そのへんは大人の事情なので流してください♪)、
なにげにスタッフの観たい映画や上映したい作品を上映する機会が増えてきています。
毎年ちょっとづつですけどね。
それでも今回、3月に上映が決まった「ゴーギャン タヒチ、楽園への旅」も、
「せっかく『ゴッホ』やるんだから絶対『ゴーギャン』もやりたいっ!!」
と騒いで実現したものだし、
2月に上映する「ヒトラーに屈しなかった国王」は社長がこういった社会派ドラマが大好物なので決まった作品だし、
今年一番のハイライト(私の中で)だった『嘆きの王冠』も、
「何がなんでも中劇で上映するっ!絶対によそには渡さないっ!」としつこく粘った賜物でしたから(゜▽゜)
そんな感じで、時の流れと大きなものに身を任せつつ、
これからもいい映画を地味ーに上映していきたいと思っていますので、
(いや、ほんとは地味じゃいけないんですけどね。でも会社の規模的にやっぱりいろいろ限界がありますからね。しょうがない。)
みなさまも、別に声を大にはしなくていいので、
地味ーに応援をお願いします!
心のなかで応援していてもらえれば!
たまに公式サイトをチェックして、
気が向いたらこのブログを読んで、
時間が合ったら観に来てくれれば、それでいいです。
それ以上のものは望みません。
なので。
2018年も中劇をどうぞよろしくお願い致します。


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