2015年9月18日金曜日

マシュー・ボーン!内さま!ルンタ!たくさんありすぎて・・・!

こんにちは。
秋祭りも終わっちゃいましたねえ。
秋祭り大好きな私は、張り切って八幡下りも見ましたよ♪
青く澄んだ秋晴れの空の下に映える色鮮やかな山車飾りと、
子どもたちの『ヤーレヤーレ』の掛け声、そして太鼓の音に重なる木の車輪のキイキイという音。
なぜか涙が出そうになる私でした。
これも歳のせい?
「盛岡って、いいなあ・・・」
手にはビール、そして盛岡名物うす焼き。
・・・・・最高。

さて、お祭りが終わると一気に寒くなる盛岡です。
でも毎週末、あちこちでイベントがあって楽しい季節でもありますね。
そして中劇でもまだまだ新作が待機中!
すでに中劇の公式HPで見てしまった方もいますよね?
そう、11月に、なんと芸術の秋どころの話じゃない!
マジやばい!
マシュー・ボーン「白鳥の湖」「眠れる森の美女」
をやれることになっちゃいました( ゚Д゚)!!!!!


これ、好きな方はもう絶叫してるかも!?
バレエ、興味がある人はもちろんですが、興味がない人にもぜひ!ぜひ!
ぜひ!観てもらいたい!
バレエって難しい?
眠くなる?
いやいや、そんな人こそ今回のマシュー・ボーン版を観てほしい!
バレエというジャンルを飛び越えた、新しく斬新なエンターテインメント。
男性が演じる「白鳥の湖」
数々の賞を受賞した美しすぎる「眠りの森の美女」
今までに観たことのない、
自分が知っているバレエという概念を吹き飛ばす、衝撃の舞台です。
・・・・こういうのって、熱く語る人に薦められてもかえって引いちゃったりしますよね。
わかります、私もそうです。
それなのにいつも熱く(暑苦しく)語って薦めちゃうのも私です。
なので、とりあえず予告観てください。
公式サイトhttp://matthewbournecinema.com/
ね、すごいでしょ(≧▽≦)
今、言えるのは、
「本当の映画好きなら絶対に楽しめる!」
そして、
「こんなスゴイのを観る機会はめったにない!」
それだけです。
去年の『ナショナル・シアター・ライブ』もそうでしたけど、
ロンドンに行ってホンモノを生で観る、というのもなかなかできないですが
(そもそも行ったってチケットが取れないくらいの人気なのです)、
「白鳥の湖」は本場のイギリスでの公演はもちろん世界中でチケット即日完売、
「眠れる森の美女」にいたっては、
日本ではまだ来日上演されたことがなく、日本では初めて観ることのできる舞台なんです。
・・・また暑苦しくなりそうなんで、今回は保留。
こちらについてはまた近くなったら必ずご紹介しますね♪

それから、「映画化ってどういうこと!?どうすんの!?」
と私も言ってしまった『内村さまあ~ず THE MOVIE エンジェル』
(C) 2015「内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル」製作委員会
行き当たりばったりで企画に挑戦する脱力系おじさんバラエティ番組が映画に!?
ストーリーの流れや脚本はあるものの、
総勢56名のお笑い芸人が登場して、
しっちゃかめっちゃかなアドリブ合戦が繰り広げられるという。
これは楽しみ!
少し前にお話ししましたが、私、「内村プロデュース」という番組が大好きで。
これが終わるとなったとき本気で落ち込み、周囲をドン引きさせた経験が。
テレビ番組が終わるくらいでそんなにへこむかフツー!?ってね。
で、そのスタッフと、準レギュラーのような感じだったさまあ~ずとで始まったのが、
この『内村さまあ~ず』なんですね。
この作品の上映が決まったとき、
若かりしころの私の東京でのかっこつけ学生時代、
ミニシアター系しか観ませんよ、って顔してイキってたので友達を誘えなくて一人でこっそり下町の小さな映画館に行って観た「七人のオタク」を思い出しました。
ウッチャンナンチャンが主演した映画です。
同時上映は昔も今もマジリスペクトのKYON2先生主演「病院へいこう」でした。
号泣して寮に帰り、友達に「目腫れてるけどどこ行ってたの?」と聞かれて
「え、代官山で買い物して渋谷で映画。」
とまだかっこつけてた私でした。。。バカですねえ!
それはさておき、
そもそもウッチャンナンチャンも好きですが(やるやらウリナリも面白かったですよね!ダウンタウンとやってた「夢で逢えたら」はまさに神ですけどね!)
でもさまあ~ずはもっと好き!
さまあ~ずがまだバカルディというコンビ名だったころ、
「大石恵三」というバラエティ番組をやっていたんですが、
それが大好きで、全部ビデオに録画してとってありました。
のちに、母に全部捨てられたんですけどね(-_-)
ビデオデッキがなくなったんだから見れないならいいじゃん、って。
それにしたってさあ・・・!
その話もまあ置いといて。
残念ながら、前売り券はないのですが(全国公開が9月11日だったため)。
この前売り特典欲しかった(>_<)!
公開は10月24日です♪
内村さまあ~ず公式サイト→http://uchisama-movie.com/

それと明日からは、前に少しだけご紹介したドキュメンタリー『ルンタ』が公開になります。
(C) Ren Universe 2015

こちらも、まずは予告を見てもらったほうがいいですね。
ルンタ公式サイトhttp://lung-ta.net/index.html
おととしの秋、中劇で上映してたくさんの方に観ていただいたドキュメンタリー「先祖になる」池谷薫監督の最新作です。
中国の圧政に対する抵抗として、自らの体に火を放つ“焼身抗議”が後を絶たないチベット。
世界中で、罪のない一般人を巻き込んだ暴力によるテロが続く世の中ですが、
他者を傷つけず、仏教とダライ・ラマへの熱く静かな信仰心をかたくなに守ろうとする人々の、
誇り高い非暴力のメッセージ。
チベットは、私も昔からかなり心ひかれる魅力的な場所です。
一度、本気で友人と行こうかと考えたこともありましたが、
ちょうどそのころ中国大陸でSARSが大流行していたため、あきらめました。。。
ダライ・ラマというのは代々、遺言や占いなどで次のダライ・ラマを探し、抜擢され、それが本物かどうかを試され、成立する名跡。
私はこれを、マーティン・スコセッシ監督の映画『クンドゥン』で観たのですが、
これは本当に衝撃でした。
現・ダライ・ラマ14世がまだ3歳くらいで、ダライ・ラマに選ばれるときからの幼少期を描いた作品でした。
興味のある方はぜひ、この『クンドゥン』と、
チベットへたどり着いた登山家と激動の20世紀をくぐり抜ける青年時代のダライ・ラマ14世の交流を描き、ブラット・ピット主演でヒットした『セヴン・イヤーズ・イン・チベット』を観てから、
この『ルンタ』を観ていただくといいかと思います。
現・ダライ・ラマ14世が出てくるお話しなので、
チベットの現代史がわかりやすくて面白い、おすすめのチベット関連映画二本です。
他にもチベットが舞台だったりチベット仏教がテーマだったりする映画はたくさんあるんですが、
あんまり挙げてもキリがないのでやめときます。
『ルンタ』は、若い方にもぜひ観てほしいドキュメンタリーなので、
その背景や歴史なんかを事前に映画などで見て知っておくと、さらに楽しめると思いますよ☆

ちなみに10月には「ボクは坊さん」も公開になるので、
(C)2015映画「ボクは坊さん。」製作委員会
たまたまですがなんとなく「仏教月間」になってる中劇です(・▽・)/
そういう“くくり”ができると、なんか楽しい♪

そして明日からの午前十時は、『ショーシャンクの空に』が登場!
© 1994 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
私も大好きな作品!
ティム・ロビンス、いいですよねえ(≧▽≦)!
『ショーシャンク~』『ミスティック・リバー』もいいけど、
ロバート・アルトマン作品での彼や『未来は今』もいいですよね♪
監督作品もいくつかありますが、やっぱり『デッドマン・ウォーキング』かなあ!
プライベートでもパートナーだったスーザン・サランドンがアカデミー主演女優賞を獲りましたからね。すげーカップル!
別れた時はショックでした。めちゃくちゃ素敵な二人だったので。
それから『ショーシャンク』といえばモーガン・フリーマンもね!
『テッド2』のときに少しお話ししましたが、
この人なしには『ショーシャンク~』は語れませんよね。
この作品はこの年のアカデミー賞に7部門ノミネート、
モーガン・フリーマンも主演男優賞にノミネートされていたんですが、
(主演はティム・ロビンスではないのかあ・・・?とちょっと疑問でしたが)、
まあこの年は『フォレスト・ガンプ』『パルプ・フィクション』と強敵だらけ( ゚Д゚)
どれも好きなのでなんともいえませんが、どちらか一年ずれてれば!
かなりいろいろ違ってたと思うんですけど、そんなことを言ってもしょうがない。
ものすごくよかったんで、私はスティーブン・キングの原作も読みました。
中学生のころ、やはりスティーブン・キング原作の『スタンド・バイ・ミー』を観て衝撃を受けた帰り道に原作本を買った私。
やることが全然変わってないですねえ(-_-;)
この『ショーシャンク~』の原作では、
映画ではでてこないエピソードですがその私の大好きな映画『スタンド・バイ・ミー』とちょっとつながる部分もあって、
かなり「おおおおおおおおっっっ!?」となりました。
機会があったらぜひ、原作も読んでみてください♪
*午前十時の映画祭公式サイト→http://asa10.eiga.com/

さて、いつになく握り作品ばかりの中劇。(“握り”とは、業界用語で「その地区で自分の劇場でしか上映しない作品」のこと。ちなみに同じ地域でいくつかの劇場で同じ作品を上映することは“拡大”と言います。)
紹介したい作品ばかりなので、
今日もなんだか長くなってしまいました。。。
でも新しい作品がありすぎて、
いつものように一つづつゆっくり紹介できないのが残念なところ。
このごろはバタバタと駆け足で紹介しているので、
私のほうもなかなかディープな話ができなくて消化不良な感じです。
それでもなんとか、みなさんがちょっとでも映画に興味がわくような作品紹介ができるようにがんばります!
え・・・今のほうが暑苦しくなくて読みやすいなんて言わないで(>_<)!



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