2017年4月21日金曜日

ハルチカ&こころに剣士を。

こんにちは。
石割桜、咲いてましたね!

もう少し市役所寄りの池の脇にもちらほらと。
中央通りに桜のピンク色が見えると、
やっとほんとの春がきたなあと実感しますね。
そして明日からはそんな、春にぴったりの映画が公開です。
「ハルチカ」
©2017「ハルチカ」製作委員会
首都圏などでは3月4日から公開だったこの映画。
そのころテレビに、
主演の橋本環奈ちゃんや、Sexy zoneの佐藤勝利くんがバンバン出て宣伝していました。
それで中劇にも何人か女子高生がやってきて、
「あれ、ハルチカ・・・・・(やってないの)?」
ってなってました(^_^;)
ごめん、4月22日からなんだよね・・・・・!
お待たせしました!
やっと公開です!!
盛岡の春はこれからなのでちょうどいい(!?)!!
原作は、シリーズ累計56万部を突破した人気青春ノベル『ハルチカ』シリーズ。
主演は「天使すぎるアイドル」として大ブレイクした橋本環奈と、
ジャニーズの超エリートメンバーとして急上昇中の佐藤勝利(Sexy Zone)。
©2017「ハルチカ」製作委員会
もうねえ、かわいすぎるでしょ!
どうすればこんな美少女が生まれてくるんですかね!?
ジャニーズのスーパーエリート・佐藤勝利くんの写真も使いたいところですが、
何しろジャニーズはネットでの写真使用が基本NG。
なので環奈ちゃんの写真しか使えませんが、
この超絶かわいい美少女とハンパない爽やかイケメンが幼なじみって!
しかも、この2人は安易に恋愛に走らない!
それがいいんですよねえヽ(^o^)丿
なんか、あっさり恋愛に走ってしまうよりも、
「これって、恋なのかな?」
「相手は私のことどう思ってるのかな?」
「このまま友達以上恋人未満の関係の方がいいのかな?」
なーんてグダグダやってる方が楽しくないですか???
・・・・・。
そんなだから結局ずっと友達で、何も始まらないことが多かった私ですけど、
前にこのブログでも語っていますが、
私の好きなPerfumeの曲もそういった「友達以上恋人未満」とか、
「ぼく」目線で少し距離のある「キミ」を語る曲が多かったりして、
どうやら私はそもそもその設定が好きみたいですね(^_^;)
でも青春て、たいていそんなもんだと思うんですよねえ!
みんなが両想いのカップルってわけじゃもちろんないし、
よくわかんないけど嫌いじゃないから付き合ってるみたいな子たちもいれば、
私のように万年片思いで残念な青春時代を過ごした女子たちだってたくさんいると思うんです。
そしてそこに、リアルな友人関係とか部活での人間関係とか絡んでくると、
もう私みたいなオバチャンだって胸キュンですよ。
そうそう、こんなだったなあ、部活!
みたいなね。
ちょっとしたいざこざやトラブルがあると、
もうほんと世界の終りみたいな気持ちになって、
明日なんて来なきゃいいのに!なんて泣いたりして。
ほんと、世界狭いですよねえ。。。
あのころの自分に言ってあげたい。
「だいじょうぶ。もう少しすると全部テキトーでお気楽なあなた(オバチャン)に変身できるよ」
ってね(゜-゜)
この映画のなかでも橋本環奈演じるチカちゃんが、
吹奏楽部に憧れて、廃部寸前だった吹奏楽部をなんとか復活させようとするのはいいが、
実はフルート初心者で、他の部員たちから浮いてしまったりとか。
学業を優先したいのに強引なチカに振り回されて戸惑うハルタとか。
「もっと肩の力をぬいて!」
と言いたくなるような、まっすぐで熱い青春がとにかくまぶしい!
キラキラしすぎてまぶしいよ!!
って青春ど真ん中のストーリーなのに、
そこに描かれるリアルな出来事や胸の奥の小さなしこりを引っ張り出されるような感情の機微がくすぐったい。
なんかいいなあ・・・・と思ったら、
なんと大好きな星野源主演「箱入り息子の恋」の監督・市井昌秀監督でした(゜▽゜)!
なるほど!
「箱入り息子の恋」では星野源を裸で全力疾走させてましたけど(超良かった♪)、
今回は橋本環奈がマジで泣きながら走ります☆
イーネーヽ(^o^)丿
吹奏楽の響きにのせて、誰もが共感して幸せな気持ちになれる青春純愛ストーリー。
正月明けの「オケ老人!」で、なんだか今年はハッピーで明るい年になりそうな気がしていましたが、
音楽がモチーフになってる映画って、心地よくて楽しくていいですよね!
この映画では、出演者にも要注目☆
私も大好きな、楽しくてハッピーな音楽ドラマ&映画「のだめカンタービレ」でモジャモジャ頭のますみちゃんを演じていた小出恵介がこの作品では吹奏楽部の顧問を演じているのも嬉しいし、
©2017「ハルチカ」製作委員会
ほかにも、
「あれ!?なんかいいもの食べすぎたのかな!?」ってくらいに肥えてしまった“まえだまえだ”のお兄ちゃん・前田航基(映画『奇跡』は良かったなあ☆痩せてたし!)も出てる!
それに午後の紅茶のCMで、癒し系の声で朗々とCharaの名曲『やさしい気持ち』を唄いあげてた上白石萌歌ちゃん(つい聞きいっちゃいましたよね!のどかな田園風景の広がる冬の小さな駅のホームでの映像もよかった♡)も出てる(゜▽゜)/
ちなみに映画「君の名は」で主役の声を担当した上白石萌音ちゃんはお姉ちゃんですが、二人ともとにかく歌が上手い!
というか声がすっごく良い!!
もっと聴きたいと思うくらい素敵な歌声の姉妹。
お姉ちゃんの萌音ちゃんスキマスイッチ「奏」を歌ってるのを聴いたことがあるんですがそれもイイですよ~♪
話がそれましたが、この映画に出てるのは妹の萌歌ちゃんね!
って、個人的に気になるキャストぞろいの「ハルチカ」、要チェックです☆
公式サイトhttp://haruchika-movie.jp/


そして、来週はライブビューイングが二本と&月末ということでこのブログの更新をする自信がないので(ほぼ無理)、来週公開の作品も紹介しておきます♪
「こころに剣士を」
(C) 2015 MAKING MOVIES / KICK FILM GmbH / ALLFILM
舞台は1950年代初頭のエストニアの小さな町・ハープサル
第二次世界大戦中はドイツに、末期からはソ連に占領されていたこの町で、
秘密警察に追われるフェンシングの元スター選手と、
親を失った子供たちが希望を取り戻すまでを描く、
実話から生まれた感動作です。
もう予告だけで泣ける映画ですけど、
このなんともいえない、色のない空気感と、
色素の薄い美しい子供たち・・・・・
エストニア
隣はロシア、海を挟んでスウェーデンにフィンランド。
やっぱり北欧の映画ですよね。
エストニアで大々的なロケを行ったこの作品では、
独特な美しさを持つ北欧エストニアの風景を存分に味わえます。
この色彩に心をギュウっと掴まれるのはなぜなんでしょうね?
監督は、長編監督作品全5作のうちこの「こころに剣士を」を含む4作がアカデミー賞外国語映画賞のフィンランド代表作品に選ばれているフィンランド人のクラウス・ハロ
エストニアを含むバルト三国は、
ユーゴスラビアの内戦と並んで悲しい歴史のうえに成り立つ悲劇の国。
あちこちに占領されたり戦争に巻き込まれたりを繰り返し、
同じエストニア人という同胞が敵味方に分かれて戦った場所です。
強制連行、粛清、恐怖政治・・・・嫌な言葉ばかりが並び、
人々が互いに疑心暗鬼になり、なんとか強制連行の対象になることを避けようとしている時代にあるなかで、
真っ暗な未来に向き合いながらも、
フェンシングに打ち込み、ほんのわずかな希望にすがりつこうとする子供たちのキラキラした瞳が印象的。
特にこのマルタ役のリーサ・コッペルちゃんはすごい!
(C) 2015 MAKING MOVIES / KICK FILM GmbH / ALLFILM
かわいすぎるしうますぎる!
彼女を見るためだけにこの映画を観ても損は無いです。
それにこの作品、うるさくない!
こういった、暗い歴史を題材にした映画は、
とかく説教くさくなりすぎたり、説明がしつこかったり、
細かく描きすぎて飽きてしまったりすることもあるんですが、
これは違う。
歴史とか背景とかの細かいことはうっすら透けて見えるくらいにして、
あくまで人間ドラマとしてテンポ良く、淡々としているのがいいんです。
そういう映画、私は大好きなんですよね!
説教くさいのは大嫌いだけど、
いろんな事情を映像で端的に見せながらじんわり心に沁みる人間ドラマ。
「ビフォア・ザ・レイン」
「ウェルカム・トゥ・サラエボ」
「ビューティフル・ピープル」
どれも私の大好きな映画ですが、
すべてユーゴやボスニアの内戦を題材にした作品。
でも、どれも本っっっっ当に心をつかまれた、
たくさんの人に観て欲しい素晴らしい人間ドラマの傑作です。
この「こころに剣士を」で、それらの大好きな傑作たちを思い出しました。
戦争って、それ自体がとにかく悲惨でむごくて嫌なものですけど、
同じ人種、ついこないだまで親しくしていた隣人までが敵になるっていう「内戦」は、
本当に悲しくてやりきれないですよね。
そんな暗い出来事を乗り越えて、絶望のなかでも小さな希望を見出すのは、
やっぱり子供たちの無垢な瞳と未来なんだなあと。
上に挙げた私の好きな三作も、みんな子どもがキーマンになってます。
気になった方はぜひ、チェックしてみてください!
・・・って、なんの宣伝だかわかんなくなりましたが(^_^;)
公式サイトhttp://kokoronikenshi.jp/index.html

今回も長くなったのでこのへんで。
この週末を逃すとお花見終わっちゃいそうなんで、
みなさんがんばってどこかに見に行ってくださいね!
私は・・・・石割桜と、せいぜい前を通りかかる岩手公園で終わりそうですが(^_^)


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2017年4月14日金曜日

クレヨンしんちゃん公開!豪華いぶし銀スターズに青春映画もね♪

こんにちは。
なんだかドタバタな年度末でした。
人との別れとか、新年度とかにいちいち心を動かされながらも、
結局は毎日変わらず仕事をして、
日々の暮らしをこなしていく流れに戻っています。
なんだかんだいって、とにかく前に進む。
それが春ってもんですよね。
昨日なんかは朝、地面にうっすら雪が積もっていてびっくりしましたけど、
それでも春です(>_<)
いつの間にか日差しはすっかり春になっていたので春コートにしたら初日にコーヒーをこぼし、
黒タイツに穴があいたけど買い置きがなかったのでしょうがなくロッカーに残っていたストッキングにしたら寒くて微妙に風邪をひき、
浅田真央ちゃんの引退会見を見て号泣し、
期限の切れたカップ麺を食べたらうっすらお腹を壊した、
春っぽさ満開の私です(?)。

中劇の春休みの定番は「ドラえもん」
(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ動画・ADK 2017
今年はかなりの大ヒットになったので、
中劇でもまだまだ上映が続きます♪
面白かったですよ~(^O^)/
http://doraeiga.com/2017/

そしてゴールデンウィークに向けての桜の季節の定番は
「クレヨンしんちゃん」です。
(C) 臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2017
今年は、宇宙人シリリの謎のビームで25歳も若返ってしまったひろしとみさえ、そしてシリリとともにニッポン縦断の旅に出ることになった野原一家の珍道中。
宇宙規模のおバカしんのすけと、
謎の宇宙人シリリが日本中で大暴れする、
新たなケツ作が誕生!
今回のゲスト声優は雨上がり決死隊の2人と、志田未来ちゃん。
主題歌は高橋優
毎回、豪華ですよねえ♪
「クレヨンしんちゃん」は、土日はさすがに混みますが、
いつも「妖怪ウォッチ」「ポケモン」ほどの混雑にはならないので、
指定席券は出しません。
時間ギリギリだと受付が並ぶこともありますが、
少し早めに受付をすませておけば、
特に問題なく入場できますよ(*´▽`*)
当日のぶんならどの回のでも買っておけるので、
先に受付をすませてからごはんやお茶に出るのもいいですね♪
何年か前に小さい方のスクリーンで上映したときは、
さすがにちょっと満席になる日もあったりしましたが、
今年は大きいほうのスクリーンだけでの上映なので、
大丈夫だと思います☆
毎回、同じご案内になりますが、
中劇は飲食物の持ち込みOK!
買ったものでも、家から持ってきたものでも、場内で食べられますよ♪
もちろんジュースやおやつはロビーでも買えるので、
来てからでもだいじょうぶ☆
でもクレヨンしんちゃんのグッズは早い者勝ちだし、
安くておいしいと評判のポップコーンや、
今年のクレヨンしんちゃん限定のポップコーンボックスも売ってますので要チェック☆
チャイルドシート、ひざかけもお貸ししてます!
ちなみに、夏の定番「ポケモン」の前売り券も、明日15日から発売開始!
先着でピカチュウのストラップが付きますので、
しんちゃんを観に来たついでに買っちゃうといいですよ♪
今年の「ドラえもん」の前売り特典(クリスタルドラ)は超ー大人気で、
公開のだいぶ前に終了してしまい、
たくさんのお客様がガッカリされていました(^-^;)
「特典が欲しいなら早めに買っとく」
が鉄則です。 
http://www.shinchan-movie.com/

それから、現在上映中は、豪華いぶし銀スター勢ぞろいの
「クリミナル」http://criminal-movie.jp/
© 2015 CRIMINAL PRODUCTIONS, INC. All Rights Reserved.
その昔、高総体の開会式をサボって友人と二人、中劇に観に来たケヴィン・コスナー
あれは「リベンジ」って映画だったかな。
友人がかなりのケヴィン・コスナー好きで、
「ドライビング・ミス・デイジー」(私はこちらのほうがかなり感動しましたけど)との二本立てだったのを、
「リベンジ」「ドライビング・ミス・デイジー」「リベンジ」と続けて観て、
くったくたになったのを覚えています。。。
二本立て、昔はよくあったんだけどなあ・・・。
二本立て、よかったですよね!
目当ての作品じゃないほうが意外と面白かったり、
自分じゃ選ばない作品を観て目からウロコだったり。
とにかく時間がつぶせたり(;・∀・)。
その時も、「リベンジ」はラブシーンだけが強烈に印象に残るしょーもない映画でしたけど(失礼!)、
「ドライビング・ミス・デイジー」に出会えたし(私は1週間後に「ドライビング・ミス・デイジー」だけ観にまた中劇に来たんですよ~。)、
ケヴィン・コスナーはたしかにかっこよかった(´▽`*)
当時、「アンタッチャブル」(5月13日より中劇で上映!)「フィールド・オブ・ドリームス」でスターの仲間入りをし、イケイケの超売れっ子になったケヴィン・コスナーでした。
彼は「ウォーターワールド」とか「ポストマン」とか、残念な映画も多いんですけど、
なぜか憎めない(*´з`)
「ダンス・ウィズ・ウルブズ」は名作だし、
「8月のメモワール」は私の大好きな映画だし。
今回の「クリミナル」も、62歳(!!)の年齢を感じさせないお肌のツヤと壮絶アクション。
さすがです。
一緒に出てるのもゲイリー・オールドマントミー・リー・ジョーンズって!
笑っちゃうくらい豪華なんです。
この三人、25年ほど前に「JFK」で共演してますからね!
懐かしい顔合わせ。
いまだに、この人たちが出てくるとスクリーンがぴりっと締まりますよね。
そんな豪華すぎるキャストのほかにも、いま、ハリウッド版「攻殻機動隊」が話題のスカヨハの元夫・ライアン・レイノルズが出ていたり、
人間の身体や技術の可能性の限界に迫る「記憶移植」をテーマにしていたり、
なかなか気になる作品ですよね。
とりあえず、私と同世代のみなさまにはこの「クリミナル」で現在のケヴィン・コスナー
5月13日から午前十時の映画祭で上映の「アンタッチャブル」で当時30代だったイケイケのころのケヴィン・コスナーを見比べるのを提案します(*‘∀‘)
TM & Copyright © 1987 Paramount Pictures Corporation. All Rights Reserved. 
いや、たしかにかっこいんだわ~(≧▽≦)
ショーン・コネリーアンディ・ガルシアも素敵♡
作品も最高だけど、イケメン映画としておすすめの「アンタッチャブル」もお見逃しなく☆
http://asa10.eiga.com/2017/cinema/704.html

そして、
麻雀に青春をかける女子高生たちの姿を描いた「咲ーSakiー」
(C) 小林 立/SQUARE ENIX・「咲」プロジェクト (C) Ritz Kobayashi / SQUARE ENIX
http://www.saki-project.jp/index.html
麻雀もできないし原作の漫画も知らなかった私…勉強不足ですみません(;_;)
ドラえもんのドンジャラしかやったことありません(-_-;)
この作品、少し前に、深夜にドラマをやっていたのは覚えてます。
どんな映画なんだろうと思っていたのですが。。。。
けっこうお客さんが来ている!
そうなんだ!?
世の中には、私の知らない世界がまだまだあるんだなあ・・・と実感。
もともと、映画について知ったかぶりをするのは映画に失礼というのがポリシーの私です。
適当なことを書いてファンの方に嫌な思いをさせるのもいやなので、
取って付けたような中途半端な宣伝は控えます。
この映画では、出演している加村真美さんが岩手出身とのこと。
なんと岩手のご当地ヒーロー「ガンライザー」のヒロインだったのですね!
このごろは、スポーツだけでなく今までわりと地味と思われてきた題材をテーマにした青春映画が増えましたよね。
かるた(「ちはやふる」)将棋(「3月のライオン」観たいよぉ!!)・・・
それから吹奏楽もね♪
4月22日より「ハルチカ」公開です☆
©2017「ハルチカ」製作委員会
こちらの青春映画も要チェック♪
いくつになっても、あのころのまっすぐな思いとか、
友達のこととか淡い恋とか、
思い出すと胸がキュンとしますよね。
何かに夢中になってすべてをかける若者たちの姿に、
忘れかけていた何かを取り戻したくなる、そんな春の日です。
http://haruchika-movie.jp/


まあ、私が本気で取り戻したいのはお肌のツヤと、
ハードスケジュールでも毎日遊べたあのころのエネルギッシュな体と心。
ですけどね(;・∀・)


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2017年4月1日土曜日

「午前十時の映画祭8」開幕!

こんにちは。
いよいよ3月末日です。
私も、お仕事つながりの方たちの異動や転勤、
友人の遠方への引越しなど、
なにげにセンチメンタルな年度末を迎えています。
「また会おうね」は決して嘘ではないけれど、
♪でも過ぎる季節に流されて 
会えないことも知っている~ by斉藤由貴「卒業」
そうそう、そういうものです。
ケンカしたわけでも、気まずくなったわけでもないけど、
きっと、遠く離れてしまった距離や新しい環境や慌ただしく過ぎていく日常のなかで、
それぞれ新しい関係を築き、
気付いたらいつのまにか連絡をとらなくなっていた。。。
それだけ。
人生、それの繰り返しです。
・・・春ですね。。。(/_;)

そう、春。
明日4月1日からいよいよ始まります。
「午前十時の映画祭8」
少し前に特報的な感じでちょっぴりだけご紹介しましたが。
待ちに待った新シリーズです。
なんと8年目。
でもまだまだ名作ありましたよ~(≧▽≦)!
今年はシリーズ初登場作品23本に、
これまで上映したなかで特に人気の高かった作品5本で、
計28本のラインナップです。
去年、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ3部作を連続上映して好評だった夏休み企画。
今年の夏は、オードリー・ヘプバーン特集でいきますよヽ(^o^)丿
「ローマの休日」
Copyright © 1953 Paramount Pictures Corporation. All Rights Reserved. 

「麗しのサブリナ」
Copyright © 1954 Paramount Pictures Corporation. All Rights Reserved. TM, ® & Copyright © 2001 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.

「昼下がりの情事」
© 1957 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. and Warner Bros., Inc. All Rights Reserved.

「おしゃれ泥棒」
How to Steal a Million © 1966 Twentieth Century Fox Film Corporation an World Wide Productions, Inc. Renewed 1994 Twentieth Century Fox Film Corporation and World Wide Productions, Inc. All rights reserved. 

いいですねえ~(゜▽゜)!
スクリーンで観るオードリーはほんとにため息がでるくらいにキュートで素敵!
嬉しすぎる企画ですね♪
さらにさらに、ずっとスクリーンで観たかったフランソワ・トリュフォー
しかも「トリュフォーの思春期」
Copyright Hélène Jeanbreau

これ、古き良きフランスの少年少女たちの日常を瑞々しく描き出した、
かわいくてせつなくておしゃれで、素敵な作品。
ゴダール作品はたまにスクリーンで観ることができたりもするんですが、
トリュフォーはなかなか無いんですよ!
これはほんとに嬉しい☆
それから、黒澤明も二本!
「天国と地獄」
©東宝

「野良犬」
©東宝

どちらもめっちゃ面白いですよ~!!
私は若い頃、黒澤明特集をスクリーンで観れたラッキーな人なんですが、
その中でも衝撃を受けたのがこの二本。
「七人の侍」がスゴイのは知ってたけど、
ほかのもやっぱりスゴイんだ!!
と思いました。
「天国と地獄」は長いのに、始まってすぐから夢中であっという間だったし。仲代達矢もかっこよかったなあ・・・(*‘∀‘)
「野良犬」三船敏郎の迫力がすごかったし。
あ、ちなみに中劇では、6月には仲代達矢(84歳)の新作映画も上映しますよ!
「海辺のリア」絶賛前売り中♪
(C) 「海辺のリア」製作委員会
・・・話を戻して。
あと気になるのは、私も大好きな作家・宮本輝原作『泥の河』
©木村プロダクション

これも良かったなあ~。
高度経済成長期の大阪の庶民の暮らし、
少年時代のまっすぐでせつない思い出、
加賀まりこの退廃的な美しさ。
こちらも必見。
それに、アカデミー賞を受賞したウディ・アレン「アニー・ホール」
ANNIE HALL © 1977 METRO-GOLDWYN-MAYER STUDIOS INC.. All Rights Reserved.

「スター・ウォーズ」「未知との遭遇」をはねのけての4部門受賞。
これはぜひスクリーンで観ておきたいですね!
それから、若かりしころのジョニー・デップ&少年時代のディカプリオが兄弟を演じた「ギルバート・グレイプ」も大好きだし!
Ⓒ1993 DORSET SQUARE FILM PRODUCTION AND DISTRIBUTION KFT.

「バグダッド・カフェ」もスクリーンで観られるなんて!
© 2008 KINOWELT INTERNATIONAL GmbH

あの砂漠に流れる「コーリング・ユー」と、おかしくて温かい人間模様。
この二本は、いつもよりちょっといいコーヒーを買ってきて、持ち込んでください。
観終わる頃にはきっと、疲れた心が癒されているのを感じますよ(^_^)
ほかにも、絶対スクリーンで観ておきたい「アンタッチャブル」とか、
TM & Copyright © 1987 Paramount Pictures Corporation. All Rights Reserved. 


高倉健「夜叉」
©東宝

カラフルでスタイリッシュな1963年市川崑作品「雪之丞変化」
©KADOKAWA 1963

そういえばこれもLGBT映画でした「戦場のメリークリスマス」
©大島渚プロダクション

と、なかなかに見応えのある作品たちがズラリ。
これを語り始めると終わらなくなっちゃうので、
とりあえずは4月のオープニング作品2本だけはきちんと紹介しておきますね!
4月1日~14日「ライフ・イズ・ビューティフル」
LIFE IS BEAUTIFUL © 1998 Miramax Film Corp. All Rights Reserved. 

第二次世界大戦下のイタリア。
嫌な時代でも、幸せな結婚をし、お店を開き、子宝にも恵まれた普通の夫婦。
そこにナチスの暗い影が忍び寄る。。。
ナチス政権下、舞台は強制収容所。
絶対に重くて暗い映画なはず。
でも、全編を通じて伝わってくるのは愛と希望。
前半、イタリアの太陽の下、幸せで愛に満ちた家族の姿、
後半、強制収容所で厳しい現実に向かいながらも必死で子供には「これはゲーム」とごまかし、ユーモアとジョークで乗り切ろうとする父の姿。
今、これを書きながらも涙が止まらない私です。
カンヌ映画祭のグランプリをはじめ各国で映画賞を総なめにしたこの作品で監督・脚本・主演をつとめたロベルト・ベニーニは、
「プライベート・ライアン」「恋におちたシェイクスピア」など強豪が並ぶこの年のアカデミー賞でトム・ハンクスをおしのけて最優秀主演男優賞を受賞
外国語映画賞も受賞して一躍、時の人となりました。
この作品、ハンカチ(いやタオル)必須。
化粧はボロボロになるので、この日だけは薄化粧でお越しくださいね!
そして「アメリ」
Ⓒ2001 UGC IMAGES-TAPIOCA FILM-FRANCE 3 CINEMA-MMC INDEPENDENT-Tous droits reserves

本国フランスはもとより、日本中いや世界中で旋風を巻き起こした奇跡の映画です。
パリで暮らすちょっぴり内気な女の子アメリの恋と日常を、
かわいくおしゃれに、そして不思議な毒とおかしなユーモアを交えて映し出した作品。
若者たちや映画好きの心をガッチリと掴み、大ヒット。。。
と思いきや、うちの母もこの映画が大好き!
DVDまで買って何度も観ているくらい。
たしかに、キュートなストーリーに鮮やかな色彩、
軽やかにポップに描き出されるパリの街並み。
へんてこな人々やブラックユーモアをふんだんにちりばめながら進んでいく、
ピュアでかわいらしいラブストーリー。
いろんな世代のハートを掴んだんですね~☆
一筋縄ではいかないこの作品、
撮ったのはラブコメが得意な人では全く無いはずの、
ブラックすぎて笑えない、でも観ちゃう!
という人続出の、映画マニア向け監督ジャン・ピエール・ジュネ
シュールで不条理なブラックユーモアSF・・・つまり超不思議映画、
でも映像や世界観は唯一無二、映画好きを自称するなら観ておかなきゃいけない『デリカテッセン』
それからへんてこな人々しか出てこない不思議なストーリー、
猥雑なアジアの雰囲気やおとぎ話のSFファンタジー、
ジャン・ポール・ゴルチェが手掛けた衣装、
そして何より映像の美しさに圧倒される『ロスト・チルドレン』(これ、大好きです!)。
そういったダークでブラックな作品ばかり発表してきた監督なのでした。
それが、キュートでかわいいラブストーリー!
まあ、変な人ばかり出てくるし、ラブコメとは絶対に言えないブラックさと不思議さが全体を包んでいるので、さすがジュネ!って感じなんですが。
主演のオドレィ・トトゥはこの作品で一躍トップ女優の仲間入り。
この作品のあと、いくつか映画に出てはいるんですが、
やっぱりどうしても「アメリ」がハマリ役すぎだったし、
その印象が強すぎて他の作品での彼女がなかなか浮かばないくらい。
「ダヴィンチ・コード」トム・ハンクスの相手役をやったりもしてるんですけどね(*_*)
とにかく、こちらもぜひスクリーンで観ておいてもらいたい素敵な映画。
音楽も、映像も、独特な世界観にもきっと夢中になる、
そして観終わったらクリームブリュレを食べたくなること必至の作品です♪

さて、今回もすいぶん長くなってしまいましたが、
午前十時の映画祭については、
他の作品の公開がいくつかかぶってしまったときなどその都度ちゃんとご紹介できないことも多いので、今回じっくりやってみました(・∀・)
毎回、楽しみにしてくださっている方も多いこのシリーズですが、
「いつフラッと来てもなにげにいいのをやってる」
そんな映画館でありたいと願う我々スタッフにとっても救世主のようなシリーズです。
お母さんやお父さん、おじいさんやおばあさん、
お子さんやお孫さんと一緒に楽しめる、珠玉の名作たち。
これから来年の3月まで一年間、
毎朝10時から上映です!
先入観なしに、食わず嫌いもなしに、
どれでもいいから一度でいいから、
ぜひスクリーンで観てみてくださいね(*‘∀‘)!
公式サイトhttp://asa10.eiga.com/2017/


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile



2017年3月25日土曜日

まだまだドラえもん♪&トランスジェンダー(LGBT)映画特集?

こんにちは。
たまにまだ雪もチラつく日もありますが、
外には卒業式の袴姿の若者たちや、
薄手のトレンチコートを羽織っただけのお姉さん(といっても私よりは断然若い・・・)、
ハーフパンツの男の子(それはまだちょっと寒いんじゃ!?)までいたりして(^_^;)
とにかく春です。

おかげさまで、「ドラえもん」は多少落ち着いてはきたものの、
たくさんのお客様にご来場いただいております。
(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ動画・ADK 2017
水曜日のレディースデーの朝の回はちょっと受付が混雑してしまったりもしましたが、
お昼過ぎの回ではだいぶ落ち着き、
レディースデーでも午後ならゆっくり観られていました。
春休みはもうあと10日くらいはあるのかな?
土日とサービスデー(水曜レディースデー、毎月1日は映画サービスデー)は、
満席で入れない!とまではいかないと思いますが、
なるべく早めに受付&できれば午後の回にすると、
ゆっくり観られると思いますよ♪
学校や幼稚園、保育園などで配られた(玄関などに置いてあるだけの園もあるようですが)割引券を忘れずに!

さて、今日(3月25日)から公開「ストーンウォール」です。
(C) 2015 STONEWALL USA PRODUCTIONS, LLC

みなさん、このごろメディアなどでよく使われている『LGBT』って、
なんのことだかご存知ですか??
「レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー」
の英語の頭文字で、『LGBT』
きちんと説明しようとするとパターンがかなり数多く出てくるので、
ざっくりですが、「カラダの性」「ココロの性」が一致しないとか、
そこに「スキになる性」が絡んできていろんなケースがあるみたいです。
ちょうど今、中劇で上映中の「彼らが本気で編むときは、」もそうなんですが、
生田斗真くんは「ココロが女の子で、カラダが男の子」という設定、
好きになる相手も男の子。
桐谷健太くんは「カラダもココロも男の子だけど、
たまたま好きになった相手が『カラダが男の子で心は女の子』」という設定でした。
(C) 2017「彼らが本気で編むときは、」製作委員会
この「彼らが本気で編むときは、」は、
今の日本のトランスジェンダーのリアルを描きつつ人と人とのつながりを温かく見つめた素敵な作品です。
これも、たくさんのお客さんにご来場いただきましたが、
いよいよ4月7日で終了です。
まだの方は急いで!
そして今日から公開になる「ストーンウォール」は、
LGBTの権利運動のなかでも最も有名な出来事の一つ、
「1969年ストーンウォールの反乱」
をテーマにした作品です。
当時、ゲイの人たちは社会から迫害され警察からも目をつけられて暴力をふるわれたりしていたのですが、
1969年の6月にニューヨークの有名なゲイバー『ストーンウォール・イン』に警察が不当な捜査で立ち入ったとき、
その場にいたゲイやトランスジェンダーの人たちが反抗して警察に立ち向かったのです。
これがデモになり、最終的には2000人超のLGBTが立ち上がって暴動を起こしたのが、
「1969年ストーンウォールの反乱」です。
これを機に、世界各地でゲイの権利運動が行われるようになり、
社会を変えていくきっかけになった大きな事件。
映画はこれをベースに、
1960年代のN.Y.グリニッジ・ビレッジに集った若者たちの青春、
存在すら法律で禁じられ、行き場のなかったゲイの若者たちの苦悩と恋、
そして自由を求めるパワーと暴動が、
力強い感動と共に描かれます。
この作品については、本国アメリカでは
「史実と違う」
「白人化されている」
などと騒がれ、ボイコット運動にまで発展したといいますが。。。
それは映画なのでね(*_*)
テーマがテーマなだけに、ことが大きくなってしまったのでしょうけど、
そもそも小説だって漫画だって映画だって、原作や元ネタ、史実に事件、いろんなことを題材にして作られる「創作物」です。
「ドキュメンタリー」でない限り、はっきり言ってしまえば何を書こうが自由なわけです。
歴史上の人物(男性)を女性にしてみる、
あの事件の犯人をこの人だったことにしてみる、
この出来事をこの国のこの時代に置きかえてみる。。。
そういうのをダメ!ってことにしちゃうと、なんにもできなくなっちゃいますよね。
世界中で記録的大ヒットした「タイタニック」だって、
「あんな話はウソだ!実際にはジャックもローズもいなかった!」
なんて訴えられても・・・・ねえ(^_^;)
原作を忠実に再現するのか、
史実を正確に表現するのか、
それとも、モチーフにしてフィクションとして作るのか、
そういうことはそれぞれの作品で違ってくることだし、
映画をよく観るという方はわかると思いますが、
「Based on the true story」(事実を基にした物語)
なんて表現はエンドクレジットなんかでよくあるし、
「インスパイア」なんて便利な言葉もよく使われるし、
「史実を題材にするなら絶対に設定を変えてはいけない」とは決まっていないんですよね。
それやっちゃったらつまんないしね。
なので、「反乱の中心にいたのは別の人物だ」とか、
「主人公は黒人のはずなのに白人に代わっている」とか、
言いたくなる人の気持ちもわからなくはないんですが、
でも、こういった作品で大事なのは、
「こういう事件があったということ」
を知ることだと思うんですよね。
そして、興味を持ったら自分で調べて掘り下げていけばいいし、
別のLGBTを題材にした映画を観ることにつながったり、
そこからLGBTに対する理解を深めたりすることにつながればいいんじゃないかなって思うんです。
で、それには、この映画を撮った人が重要になってくるんですよね。
絶対にただのやっつけ仕事で撮るような人ではいけません。
なんと、これを撮ったのは、ローランド・エメリッヒ
言うまでもなく「インデペンデンス・デイ」(面白かったですよね!!)などハリウッドで数々の世界的大ヒット作を撮り続けている巨匠。
そして、自身もゲイであることをカミングアウトしています。
それがまた重要。
世界的大ヒット作を次々に生み出してきた人だからこそ、
たくさんの人たちに観てもらうための設定の変更や、
自身もゲイだからこそわかる、
だからこそ伝えたいことがあったからのあえてのストーリーだったんだろうなと思うのです。
監督の言葉「黒人と白人のように見た目に違いが表れているのとは異なり、ゲイであることが周囲にはわからないことが多く、ゲイはその事実を自分の中に隠さざるを得ない。それがかえって悲劇を生むことになる。」
この言葉に答えがあると私は思います。
ゲイであることによって悩み苦しんできた自分自身の姿を主人公に投影したのかもしれません。
それを面白くない、納得いかないと感じる人ももちろんたくさんいるかもしれませんが、
私はこういったテーマで低予算のミニシアター系映画をローランド・エメリッヒというメジャーな監督が撮ったということじたいが画期的で意味のある素晴らしいことだと思います。
それにこの映画、テーマがデリケートなので万人受けするかは微妙なところではあるのですが、
ヒッピーカルチャー、反戦運動や公民権運動の高まり、
ストーンウォール暴動の2か月後にウッドストックが実施され、
やがて世界に影響を与える1960年代後半のアメリカの独特な空気感もいきいきと再現されていて、
ファッションや音楽やカルチャーもほんとにかっこよくておしゃれ!
まさに若いころその時代を生きたローランド・エメリッヒだからこそのリアリティがあるんでしょうね。
(C) 2015 STONEWALL USA PRODUCTIONS, LLC

私はそもそもこの時代のアメリカを描いた映画が大好き!
「マイ・ガール」
「8月のメモワール」
「Dearフレンズ」
そしてマイ・ベスト・ムービー「あの頃、ペニー・レインと」(この映画の監督もゲイであることをカミングアウトしていました・・・)!
この時代のアメリカはとにかくかっこいい!
この時代のヨーロッパもいいですけどね、
この時代がとにかく好きなんです。
「彼らが本気で編むときは、」を観に来てくれたオシャンティな若者たちにも、
ぜひこの映画を観てもらいたいなあ!
そして、なにしろ特筆すべきは「ベルベット・ゴールドマイン」ジョナサン・リース・マイヤーズが出ていること!
さすが!
ここにジョナサンを使うってところがまた憎いですねえ(*´▽`*)
不幸な生い立ちもあってプライベートでは問題ばかり起こしてしまってますが、
素敵な個性派イギリス(アイルランド)俳優です♡
気になった方は、デヴィッド・ボウイが協力を拒否したことで有名な「ベルベット・ゴールドマイン」の予告をネットで検索して見てみてくださいね♪
             ジョナサン・リース・マイヤーズ↓↓
(C) 2015 STONEWALL USA PRODUCTIONS, LLC

LGBTを題材にした映画は他にもかなりたくさんあって、
私はなんならそういう映画がなぜか大好きだったりするんですけど(*‘∀‘)
だって、美しい男子がわんさか出てきたり、
映像が綺麗だったり、
めちゃくちゃおしゃれだったり、
洋服や小物なんかも素敵だったり、
ほんとに面白い作品が多いのも事実。
私が好きななかで今パッと浮かぶのは、
「モーリス」
「アナザーカントリー」
「プリシラ」
「マイ・プライベート・アイダホ」
「クライング・ゲーム」
「乙女の祈り」
「ブエノスアイレス」!
「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」
「ミルク」etc....
まだまだありますけど、ここに出しただけでもかなりいいのが揃ってますよね!
観たことないけど興味あるって方は、ぜひチェックしてみてください☆
ここ数年、LGBTがテーマの作品がかなり増えているみたいです。
時代が急速に変わってきている証拠だと思います。
これからは、たくさんの人が偏見や躊躇無しに、
単純に面白そうな映画としてこういった映画を観るようになっていくといいですね!
公式サイト→http://stonewall.website/


というわけで、また長々と語ってしまいましたね(;・∀・)
先日、大好きな作家の宮本輝さんが、
「文章を書く時には、足すんじゃなくて削るほうが大事」
と言っていたのに衝撃を受け、
「なるほど。これからそうしよう!」
と心に決めたはずでしたが。。。。
・・・・なんか無理かも(*´з`)


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2017年3月18日土曜日

チャウ・シンチーLOVE♡

こんにちは。
やっとほんのりあたたかくなってきましたね。
街を行く人の上着も、心持ち薄手になってきたみたいです。
朝はまだまだ寒いですけどね(-_-;)

そして、やっと公開になるのは、
大好きなチャウ・シンチー監督最新作「人魚姫」
(C)2016 The Star Overseas Limited
チャウ・シンチー
「少林サッカー」の世界的な大ヒットによって、中国を代表する映画監督に。
「カンフーハッスル」では2005年度にアメリカで公開された外国映画として最大のヒット作となり、
その年のゴールデングローブ賞の外国語映画賞にノミネートされた他、
2005年度米国放送映画批評家協会賞を受賞。
また、2005年度英国アカデミー賞の外国語映画賞にもノミネートされた。。。
って、なんかものすごいことになってますよね(・_・;)
この方、もとは香港のコメディアンで、
返還前の香港から今では中国、そしてアジア中で大人気のコメディ俳優であり、ヒットを飛ばし続ける映画監督。
でも、なぜか昔から日本と海外ではかなりの温度差があって、
知らない人も多いのが現実。
「ああ、少林サッカーの人ね。」
がやっとというところでしょうか。
そもそも日本では、なんとなく「コメディ映画」というものがあまり日の目を見ないような気がしますけどね。
国民性なのか、なんなのか。
そんななか、私が香港映画にハマった〇十年前から「結婚したい!」と心から思っていたのがこの方、チャウ・シンチーです。
私が香港映画にハマっていたころ、
結婚したい香港スターは実際たくさんいたんですけどね(^_^;)
「恋する惑星」トニー・レオンとか、
「ラヴソング」レオン・ライとか、
「君さえいれば」レスリー・チャンとか。
「ジェネックス・コップ」ニコラス・ツェーとか。
面白い香港映画に出会うたびにいちいち主役に恋してしまっていた私ですけど、
チャウ・シンチーは別格。
「0061 北京より愛をこめて」という007のパロディ映画で心臓を射抜かれ、
その後はもう過去の作品を観まくり、
チラッとでも出てる本を買いまくり、
(ネットはまだまだの時代でした。。。)
新作を心待ちにし、
映画を何度も繰り返し観てはセリフを覚えたりして。
広東語を習おうとまで考えたものでした。。。
20年以上前の出演作品「0061」「食神」「チャイニーズ・オデッセイ」・・・
これらはほんとに神。
この方の笑いは“シュール”なんて言われていたこともありましたが、
私は逆に笑いの基本だと思っています。
ドリフ、漫才ブーム、ひょうきん族、ダウンタウン・・・
そんなお笑いのスタンダードコースをたどってきた私には、
チャウ・シンチーはドンピシャでストレートな笑いのツボでした。
たまについていけないギャグなんかもあったりしますが、
それは日本だってアメリカだって、
どこの国のコメディ映画でもあることなので無問題♪
1990年代。香港映画も、興業的にも作品的にも成熟期を迎え、
一番盛り上がっていた時期でした。
でもそのころ香港には、ちょうど歴史的に大きな転換期がやってきました。
中国への返還。
ずっとイギリスの植民地として自由に、資本主義を謳歌して発展を遂げ、
アジアを代表する大都市として躍進を続けていた香港。
それが、社会主義の中国に返還されるというのはものすごく大きな歴史的出来事でした。
もちろん、香港芸能界にも大きな影響が。
中国への返還を控え、今後どうなっていくのか不安に駆られた人々。
すでにハリウッドからも注目されていた大物俳優たちは拠点をアメリカに移し
香港映画関係者たちも、自由な表現活動の制限を恐れて海外へ移住したり、
逆に中国の莫大な消費人口にターゲットを移して中国本土へ移ったり
ほどなくして香港を中心にアジア全土で猛威をふるった感染症SARSの影響もあり、
香港映画界は大きく揺らがざるをえませんでした。
行政特区として、それまでの経済活動は継続されることになりましたが、
映画の製作は「中国」となり、
作られる映画に検閲が入ったり、
製作のために条件が付いたりするようになりました。
スタッフも減ってしまったため製作本数が減り、
外国映画に動員を取られるようになってしまった香港映画界が急激に失速してしまったのと時を同じくして、
国を挙げてエンターテインメントに力を入れ始めた韓国政府の後押しにより、韓国映画や韓流スターが一躍アジアの中心に踊り出ました。
それはただの映画ファン、香港映画好きなだけの一般人の私にも一目瞭然でした。
たしかに、このころからの韓国エンタメの勢いはすごかった。。。
私も、「シュリ」を観てかなりの衝撃を受けました。
スゲー・・・韓国・・・・!
・・・・て、なんの話でしたっけ(・_・;)?
チャウ・シンチー!
そう、返還前、数々の作品に主演・監督・脚本・製作に関わりヒットを飛ばしてきた彼もまた、返還前と同じようには映画製作ができなくなった映画人の一人。
でもその後、満を持して発表した「少林サッカー」が香港映画としては歴代最高の興行収入をあげ、香港のアカデミー賞(香港電影金像奨)では最優秀監督賞最優秀作品賞最優秀主演男優賞を受賞、
次の「カンフー・ハッスル」も世界的に大ヒットし、
海外でも評価され、アジアを代表する映画人となりました。
返還後も香港で映画製作の機会を待ち、
香港映画の不振をバネにして、世界へと進出したのがこのチャウ・シンチー
(だと思います。。。あくまでも私の個人的意見ですけど。。。)
昔ながらのチャウ・シンチーファンとしては、毎年何本もの新作が製作されていた香港映画の黄金期のころに比べると、
今は3~4年に一本しか新作が観られないのは寂しい限り。
もちろん、低予算でとにかく数をこなしていくのではなくて、
企画からじっくりと製作に携わり、焦らず納得のいく作品を作るようになったのだろうとは、作品を観ていて伝わってきます。
しかも、出演はせずに裏方に徹するようになってしまった、我らがシンチャイチャウ・シンチーのあだ名です)。
たぶん、「映画を作る」ことに全力を注ぐことにしたんだろうなと、
それはわかる。わかるんですけど。
でもやっぱり、彼の走り回るコメディ映画が観たい!
あのドヤ顔が見たい!
と思ってしまうのは私だけではないはず。
だけどきっと、そこには彼の信念が、強い考えがあるはずですね。
性格が悪いとか、わがままだとか、よくそんなことを言われていたシンチャイでしたが、
映画のプロモーションでインタビューを受けていた姿は・・・・
めっちゃいい人(>_<)!
やっぱりね!!!
しかも、出演俳優たちのインタビューでも、
「めちゃくちゃいい人だった」
「イメージと違ってすごく優しかった」
というコメントばかり。
やっぱりね!!!
たしかに、彼は絶対に妥協を許しません。
監督作品では細かい演技指導とコンマ何秒の違いのやり直しは当たり前。
香港のマスコミは過激で有名なので、
いろんな憶測や噂話が、きっと大げさに報道されていたんじゃないかと思います。
そもそもお笑い芸人の方たちは真面目でストイック。
日本でも、芸人さんはやっぱり妥協しない方が多いですもんね。
だからきっと、面白いものが作れるんだな(≧▽≦)!
・・・・そんなこんなで、そう、最新作「人魚姫」なんです!
前置き、長っ(^-^;)
今回は、絶滅の危機に瀕した人魚族と環境破壊を続ける人間たちの戦いと、ラブロマンスを描いた壮大なるギャグコメディラブストーリー(?)。
お決まりの、美人女優を超絶ブスに描く演出や、
いろんなマニアックな人がカメオ出演していること(ツイ・ハークにビックリ!)、
そしてその昔、恋人と噂されていた女優カレン・モクが主題歌に参加していたりと、
香港映画マニアにとっては涙が出そうなくらいツボな作りになってます。
最高です。
こうでなくちゃ(*‘∀‘)
昔のような、見るからに安普請なペラッペラの板でできたセットとか、
思わず笑ってしまうような安っぽい特殊効果ではなくて、
きちんと作りこまれたCG技術や大道具に感心しつつ、
いつものくっだらないギャグ満載の展開にホッとする私でした(´▽`*)
待望の新作、なんと今回の「人魚姫」中国の歴代興行記録を塗り替え、世界興収は5億5000万ドル超。アジア映画史上最大のヒット作になりました!
マジですごいんです。
ほんと、日本と海外の温度差!
そんなすごいことになってるなんて、日本では全然知られてないんです。
不思議ですね。
とにかく、チャウ・シンチーの新作は、
お笑いと映画を愛し、環境破壊に心を痛める喜劇王・シンチャイの思いがつまった最高傑作。
知ってる人はもちろん必見。
知らない人も、世界興収5億越え、アジアで大ヒットってどんなものかをその目でぜひ確かめてくださいね!


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2017年3月6日月曜日

ドラえもんフィーバー中♪午前十時新シリーズも決定☆

こんにちは。
とうとう3月に入りましたね。
卒業シーズンなので、古い仲間とカラオケで卒業縛りで歌ってきました。
卒業、誰も関係ないけど。3月だから。
ノドが痛くて調子が悪かったんですが、
斉藤由貴の「卒業」と
菊池桃子の「卒業」を歌ったら治りました。
不思議。
・・・・・。
さて、始まりました。「ドラえもん」
(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ動画・ADK 2017
毎年、春の定番です。
もちろん、毎年たくさんのお客さんが来てくれる作品なんですが、
今年はなんか違う。
何かが違っていた。
この数週間、毎日電話が鳴っていたんです。
「ドラえもんの前売り特典(クリスタルドラ)まだありますか?」
ってね。
先着特典だったので、もうすでになくなっていたんですが、
毎日毎日、そんな電話がジャンジャンかかってきていて、
「なんだろうね・・・・?」
とスタッフもみんな首をかしげていたのです。
なので、
「もしかして今年、ドラえもんけっこう来るんじゃない??」
というのは薄々感じてはいたんですよね。。。
そして上映が始まりましたが、
やっぱり、今年はいつもよりお客さんがたくさん来ています。
たしかに・・・・ポスターの柄もなんかかわいいし、
象のパオパオも、めがねを外したのび太の目(3の字)でなんかかわいいし、
舞台も南極・・・・なんか面白そうだし。
ほんとに私も観たいな~って感じだったんです。
観終わったあとのお母さんお父さんの反応も、すっごくいい!
「面白かったねえ!!」
と、お母さんたちが言っていますよ(^▽^)/
ターゲットはもちろん子どもとはいえ、
連れてくるのは親御さんたち。
大人が観ても楽しめるっていうのは重要なポイントなんですよね!
どうしても土日にお客さんが集中してしまうのは仕方がないことなんですが、
お仕事があると平日にはなかなか来られないですよね(^_^;)
子ども映画の時に毎回おすすめするのは、平日の夕方なんですけどね。。。
もうねえ、ガラガラです!平日の夕方。
でもやっぱり土日しか行けない!って方、
わかってはいるけど混んでるのはちょっと・・・・とか、
それでもゴチャゴチャしないでゆっくり観たいなあ・・・・とか、
思っちゃいますよね。
うん、そういう方は、土日の夕方、来てください♪
平日ほどじゃないですが、
土日でも朝と夕方では、
「え!こんなに違うの!?」
ってくらいに混雑ぶりに違いがあるんです。
子どもと一緒だと、映画はどうしても早い時間に観てしまいたくなりますよね。
でもそれはみんな一緒。
なのでそこをなんとかやりくりして、映画を観るのを夕方にしてみる。
そうすると、受付もスイスイ、ロビーも広々、場内ものびのび。
ゆったりゆっくり観られます。
お昼寝させてから来てみるとか、
夜ごはんの準備をしてから来るとか、
もう夜は外食にしちゃえ!とか、
ちょっとの工夫で、優雅な映画タイムを体感してみるのもいいかもしれませんね!
とはいえ、いつもよりは混みあってはいるものの、
土日は毎回満席札止め!ってわけではないので、
おうちを出る時間を心持ち早めにしてお出かけいただければと思います。
指定席にはしていませんが、
その日のぶんなら何時の回でも買っておけるので、
受付をしてしまいましょうね。
時間ギリギリで受付に並ぶというのを避ければ大丈夫。
ちなみにスタッフおすすめは土日の16:20の回
夕方の、広いほうの劇場での上映なので、
朝よりはだいぶ混雑がおさまっていて観やすいですよ☆
(平日はこの16:20の回は無いのでご注意ください。)
平日は、レディースデー以外はどの回でも大丈夫だと思いますが、
それでもやっぱりおすすめは夕方。
平日なら15:15の回がいいと思いますよ☆
(上映時間は3月18日から変更になりますのでご注意ください。)
そして私は、パオパオのぬいぐるみが欲しくて迷っています♪
ちょうどいい大きさで、振ると中で鈴がリンリンと鳴るんです(*^▽^*)
かわいい・・・・・!!
グッズも今あるだけなので、なくなったら終わりになります。
今年はグッズもみんなかわいくて、スタッフも
「なんか今年、普通に欲しいのばっかりだよね」
と話しているくらい。
アクリルタンブラーとか、キーチェーンとか、ブレスレットとかタオルとか。
もちろん恒例のポップコーンボックスもありますよ!
ただ、どれも残り少なくなってきてますので、
欲しい方はお早目にどうぞ☆
ちなみに中劇、飲食物の持ち込みOKです(・▽・)/
お菓子や飲み物など、お好きなものを持ってきて大丈夫ですよ~!
チャイルドシートひざかけもお貸ししてます。
団体観賞も大歓迎♡
子供会や、ママ&ちびっこの仲良しグループでも、10人以上なら団体割引になりますので、その場合は事前にお電話をくださいね!
春の定番、ドラえもん。
今年は絶対見逃せない(^▽^)/
公式サイトhttp://doraeiga.com/2017/


さてさてそれから。
ご紹介が延び延びになっていましたが、
午前十時の映画祭
4月からの新シリーズが決定し、上映作品も発表になりました!!

公式サイトhttp://asa10.eiga.com/2017/
このラインナップを見て、
「おぉぉッ(゜▽゜)!」
となった私でした♪
「アメリ」!かわいい~(´▽`*)
Ⓒ2001 UGC IMAGES-TAPIOCA FILM-FRANCE 3 CINEMA-MMC INDEPENDENT-Tous droits reserves

「アンタッチャブル」!?かっこいい(゜▽゜)!
TM & Copyright © 1987 Paramount Pictures Corporation. All Rights Reserved. 

トリュフォーオードリー黒澤明高倉健も!
そして私も大好きな、
「バグダッド・カフェ」
© 2008 KINOWELT INTERNATIONAL GmbH
「アニー・ホール」
ANNIE HALL © 1977 METRO-GOLDWYN-MAYER STUDIOS INC.. All Rights Reserved.

私が好きな作品ばかりなので、
もしかしたらシニア層にとっては少し新しめのラインナップになっているかもしれないですが、
それでも1950~60年代の作品や「イヴの総て」小津安二郎作品なんかもあって、
幅広く、センスのいい、なかなか見応えのある28作品になってます♪
私もスクリーンでは観れていなかった作品がたくさんあるので、
今年度も、休みの日に足繁く会社に来ることになりそうです☆
みなさん、一緒にコンプリートを目指しましょう(´▽`*)/


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2017年2月24日金曜日

彼らが本気で編むときは、

こんにちは。
陽が長くなったという話をしたあと、
まんまと大雪。
うん、そりゃあそうですよね。
まだ2月の盛岡ですからね(^_^;)
3月末までは普通に雪が降る北国・盛岡です。
「もう春!?」なんて甘かった☆

でも、春を待つこの季節にピッタリな、
待ちに待ったこの映画、いよいよ公開です!
「彼らが本気で編むときは、」
(C) 2017「彼らが本気で編むときは、」製作委員会
いやあ~…待った待った!
半年待ちました(>_<)
上映が決まってから半年。
ほんとに楽しみにしてたんです♪
もう嬉しすぎて、何から話したらいいのか頭が真っ白です。。。
まずは・・・・荻上監督のことから。
『かもめ食堂』(2006年)
『めがね』(2007年)
いいですねえ!
『かもめ食堂』を観たとき、軽く衝撃を受けたのは私だけではないと思います。
と言っても、別に衝撃的な内容では全くないし、
ものすごく奇抜な何かがあるわけでもない。
余計なものが全くない、ほんとうにシンプルな映画。
出てくる人間も、せりふも、登場する小物たちも、
もちろんストーリーも、いらないものが全部削ぎ落されて、
すべてがシンプル。
そしてすべてが心地いいのです。
って、なんか前回もこんなようなこと言った気が・・・
そうだ。「ちょき」だ。
http://moriokachugeki.blogspot.jp/2017/02/blog-post_17.html
そっかー・・・私、こういう感じの映画が好きなんだ(゚∀゚)
「かもめ食堂」
出演者は、小林聡美もたいまさこ片桐はいり
いいとこきますよねえ!!
ナチュラルな佇まいの彼女たちの、
余計なことは全然喋らないのになんとなく耳にも心にも残る会話が印象的。
灰色の空、何もないシンプルな空間で営まれる食堂、
そこに静かにひっそりと空気のように置かれている素敵な食器や小物たち。
そして日本から飛行機で普通に11~12時間はかかる、異国の地・北欧で、
なぜかその風景にも街並みにも
人々にすらなじんでいるキャストたちの自然な姿にも驚きましたが、
舞台となった北欧・フィンランドの薄青い曇り空が、
なぜかすごく気持ちいいし、
その映画の全てをあらわしているような感じがしました。
さんさんと太陽が降り注ぐのではなく、
かといって雨が降ってる感じでもない、
みんないろいろあるよね、でもいいんじゃない?
みたいな空気感。
表現するのがすごく難しいですけど。
そしてその洗練された映像の中でひときわカラフルに色を放つのが、
食堂で出されるおいしそうな料理たち。
豪華な料理ではまったくなく、
お母さんの作るようなおにぎりの、海苔のパリッとした感じや、
シナモンロールの甘い香り。
食べ物の匂いや味まで伝わってくるような、
まるでそれが主役のような、静かでシンプルな作品でした。
出てくるおいしそうなお料理は、
この荻上直子監督の作品で一躍有名になり、
その後、数々の映画やドラマのフードコーディネーターとして活躍する飯島奈美さんのごはんたち。
もう、私の好きな作品のごはんは、たいていこの方の手によるもの!
「南極料理人」「深夜食堂」「舟を編む」「ごちそうさん」
(そして今ハマっているドラマ「カルテット」も♪)
私もこの「かもめ食堂」で飯島さんの虜になり、
この方の「シネマ食堂」という本を買って、
何度も何度も読んで(見て)います。
作らないけどね(→作れない)(^▽^;)
この、荻上監督飯島さんのことを知らないよ、という方には、
私はいつもわかりやすくパンのCMのお話をします。
小林聡美さんがシンプルなキッチンでサンドイッチなんかを作って食べるCMありましたよね?(今は深津絵里さんがやってますよね♪あれも素敵♡)
あれが、まんま「かもめ食堂」です。
荻上監督飯島さんの作品です。
良かったですよねえ~(´▽`*)
・・・って、あれ?「かもめ食堂」の紹介してるんだっけ?
って感じになってきたので戻します(^_^;)
そう、この荻上直子監督飯島奈美さんの組み合わせが、
今回の「彼らが本気で編むときは、」でまた見られるわけなんです!
丁寧に作られた、おいしそうなおうちごはんの数々を見ているだけでも幸せな気持ちになります。
荻上監督の、母になり、アメリカ移住も経験しての、5年ぶりの新作。
しかもオリジナル脚本。
監督自身、「荻上直子、第二章」と銘打った自信作です。
「かもめ食堂」「めがね」で“癒し系監督”と言われたのが納得いかず、
今回は「癒してなるものか!」という気合の入れようです。
そしてそして、なんといっても大事なのはキャストですね!
それこそ、キャスト選びが重要な荻上作品。
監督がどうしてもとオファーしたのは、生田斗真くんでした♡
もいっちょハート♡♡
最高ですね!
わかる!
荻上監督、私と同世代だしな~(*‘∀‘)
話しが合いそうだなあ~♡
まあとにかく、優しさに満ちたトランスジェンダーのリンコという難しい役を、
今、ノリにノッてる生田斗真くんで。
私はもう、前にも書いたような気がしますけど、
斗真くんが小学生のころから大好きで。
朝ドラ「あぐり」でビビビ(゚∀゚)!
ウエンツと一緒に出てた「天才てれびくん」だって見てたしね。
痛いけど時効だから言っちゃうか、
ジャニーズJr.の東京ドームコンサートに行き、
入り待ちをしてプレゼントを渡したことも。。。。
あ、引きました(^_^;)?
ええ、そのころもうすでにいい大人でしたけどね。
「ちょいちょい入れてくるエピソードが、いちいちディープで引くわ!痛い!」と友人にダメ出しをされる私ですが、気にせずいきます☆)
で、彼女の心の美しさに惹かれ、すべてを受け入れる恋人のマキオに、
CMの浦島太郎で大ブレーク、
去年の紅白歌合戦にも出場した桐谷健太
彼も、「パッチギ!」やドラマ「タイガー&ドラゴン」がすっごく良くて、
ずっと気になっていた役者さんです。
最近、なんとなくいい意味で力が抜けてきてさらに魅力が増したような気がします。
この二人が暮らす家にやってくる孤独な少女・トモの柿原りんかちゃんもまたイイ!
寂しさから他人に壁を作っているような少女が、
不思議な暮らしに慣れてきて徐々に心を開いていく様子を、
ものすごく自然に演じています。
そして、自分の心と体の違和感に悩む少年時代のリンコを温かく受け入れて優しく包み込む母親役が、これまた私も大好きな田中美佐子さん!
去年、訃報が伝えられたりりィさんも出てますよ。
イイですねえ!
これまでの作品とは違う!
と監督自身が仰っていますが、
それでもやっぱり、余計なものを排除したシンプルで心地のいい雰囲気や、
いつまでも観ていたいと思える洗練された映像、
観ていて絶対にお腹が鳴りそうな、おいしそうなお料理、
主張はしないけど、よく見るとめっちゃ素敵なインテリアや小物たち。。。
は健在ですよ♪
そして、彼らが本気で編むものとは・・・・?
つい最近、ベルリン映画祭でLGBTをテーマにした作品の賞を獲ったこの作品。
まだまだ世界中でフィーバーを巻き起こしそうな予感。
波に乗り遅れる前に要チェックですよ(*‘∀‘)/
公式サイトhttp://kareamu.com/



2017年2月17日金曜日

早春の新作祭り♪セル、ちょき、ナーヴ!

こんにちは。
仕事が終わり、いつもの時間に外に出ると。。。
「あれ・・・・明るい・・・・!?」
少し前まで、家に帰ろうとすると真っ暗で、
『早く帰ろう。。。(>_<)』
って気持ちになっていたのですが。
そう、陽が長くなり、確実に春に近づいているということ!
う・・・嬉しい(*´▽`*)
いや、冬は嫌いじゃないんですよ。
むしろ私は夏よりも冬の方が好きで。
虫はいないし、
汗はかかないし、
寒いからアクティブに活動しなくても許される雰囲気だし、
厚着だから体の線も気にならないし♪
しかも誕生日はあるし☆
・・・って、もうこれ以上年はとりたくないのでそっとしておいてもらいたいのが本音ですけど、ケーキを食べたり、浴びるほど飲んだり、自分へのプレゼントを買う言い訳にはなります(;・∀・)
まあそんなわけで、冬は嫌いじゃないけど寒いのはちょっと。。。
なので春がくるのを心待ちにしている私です。

そう、陽が長くなってきたのは暦の通りなんですが、
映画館もぼちぼち春仕様になってきています。
冬休み映画「妖怪ウォッチ」がそろそろ終わり、
春休み映画「ドラえもん」が準備中。
ゴールデンウィークの定番「クレヨンしんちゃん」が前売り中です。
そしてその前に、明日からなんと、新作3本公開です♪
「セル」
(C) 2014 CELL Film Holdings, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
これ、すごいですよ。
スティーヴン・キング原作&脚本、衝撃の最新作です。
主演は私も大好きなジョン・キューザック
ちょうど1年前の今頃、
ジャッキー・チェンエイドリアン・ブロディと競演した「ドラゴン・ブレイド」が公開になり、
私も張り切ってジョン・キューザックについて語ったので、
そのへんはこちらで読んでいただいて。↓↓
http://moriokachugeki.blogspot.jp/2015/11/blog-post_20.html
そのときは2000年前のローマ帝国と中国との戦いがテーマのがっつり時代劇だったんですが、
今回は思いっきり現代劇。
それどころかスティーヴン・キングが原作。。。。怖いのね(^_^;)
今では持っていない人を探す方が難しいほど当たり前になった携帯電話。
携帯で話していた人たちが突然暴徒化して・・・・。
うんうん、あの系ね!
共演は、もう間違いない。
主人公の脇で強烈な個性を放って、
そこにいるだけで映画を面白くさせるための役といえばこの人。
サミュエル・L・ジャクソン
最近では「スター・ウォーズ」の紫のライトセーバーでおなじみですね。
ですが、この方はほんとに映画が好きなんでしょうね。
大作系だけでなく、あまり予算がなさそうな小さな作品にも積極的に出演し、
それによって毎年、出演作が何本も公開されるという、超仕事人間なハリウッドスター。
日本でいうと、大杉連?てところでしょうか。
そんな二人の競演による、衝撃のサバイバル・スリラーです。
公式サイトhttp://cell-movie.jp/


「ナーヴ」
(C) 2016 LIONSGATE ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.
こちらも現代では欠かせないツールとなったインターネットの闇を描いた問題作。
一瞬で世界とつながり、
有名人になることも、大金持ちになることもできる魔法のツール、インターネット
世界中を熱狂させたポケモンGOに、
誰でも好きな時に世界中に情報を発信できるYoutube
もうすっかり私たちの日常に入りこんでいますよね。
先日、テレビを見ていて、インタビューを受けた小さな子供の答えに驚愕した私です。
「大きくなったら何になりたい?」
「・・・ユーチューバー。」
・・・・・・・・(゜Д゜;)!
それこそスマホをいじりながらテレビを見ていたのですが、本気の二度見でした。
すごい時代ですね。。。
この作品では、何の気なしに裏オンラインゲームに参加した、
冴えない女子高生・ヴィーがハマっていくインターネットの闇を、
まるで自分も参加しているかのようなリアルな疾走感と達成感、
そして切迫感をギリギリに感じながら描きます。
快感や大金を手に入れ、
でもそのうち命まで危険にさらされるハメになる主人公。
それは、いつだって私たち自身にだって起こらないとは限らない。
その怖さ。
そしてこの作品の疾走感とスリルを支えているのが、
スタイリッシュな映像と、最先端の音楽たち。
下着姿で猛ダッシュするニューヨークの5番街とか、
アメリカの女子高生のリアルな日常とか、
15分でニューヨーク市内に到着しろという指令のためバイクで激走する臨場感とか、
最後までドキドキしっぱなしのストーリーを駆り立てる刺激的な映像。
そしてそのクールな映像にギュンギュンに並走してあおりまくる、
超キレッキレの音楽たちがマジで気持ちいい!
そしてこのイケイケなイマドキの青春映画の主演をつとめているのが、
エマ・ロバーツデイヴ・フランコ
なんと、ジュリア・ロバーツの姪(に、似てる・・・!)
ジェームズ・フランコの弟(お兄ちゃんに負けてないイケメンぶり♡)です。
二人の恋の行方と、主人公ヴィーがどんどんキレイになっていく過程も見応えアリ!
しかも、主人公ヴィーの母親役を演じているのは、
あのジュリエット・ルイス!久しぶり♪
大好きな女優さんの一人です(*^_^*)
楽しみですね~♡
まだまだ寒いですが、超刺激的なこんな映画を観て、
アドレナリン大噴出ってのはいかがですか!?
(スリリングすぎて冷や汗かもしれませんけどね☆)
公式サイトhttp://www.start-nerve.jp/


「ちょき」
(C) 2016「ちょき」フィルムパートナーズ
この映画、私、大好きです。
ストーリーはもちろん、せりふも、風景も、小物も、色も、服も、音楽も。
私の大好きなテイスト。
なんていうかなあ・・・ほんとの映画好きや、
ミニシアター系の日本映画が好きすぎるという映画マニア、
それから、マニアじゃなくても、
「ちょっと最近、心が疲れているのよねえ」とか、
「ゆっくり、静かに、一人で、あるいは大事な人とじんわりあったかい映画が観たいわ」
なんていうオトナな映画好きの方にぜひ観てもらいたい作品です。
舞台は和歌山県。
小さな町の小さな美容室。
妻を亡くした男と、盲目の少女。
この写真見ただけで、なんか、ギュウッと胸がつかまれるような感じがしていたのですが、
やっぱり。
すごくよかった。
ものすごくシンプル。
音も、せりふも、物語も。
でも、それがぜんぶきれいにはまっていて、それがひたすら心地いいのです。
レコード
コーヒー
ギターの音色
だいじなものをなくした二人には、たくさんのものは必要ないのです。
とりあえず予告観ましょうか(*‘∀‘)
公式サイトhttp://choki-movie.com/
ドラマ「動物のお医者さん」がすっごくハマり役だった吉沢悠くんも、
これからガンガンきそうな増田璃子ちゃんも、
ほんとに素敵!
まるでドキュメンタリーのようなリアリティ。
もっと長くてもいいのに!
ドラマティックな出来事や、ハラハラドキドキの展開なんて一個もない。
でも、あと30分は長くてもいいのに!と思うような、大好きな映像でした。
「あと30分短ければ名作になるのに!」と思うような映画はよくあるんですけど、
もっと見ていたいと思うような映画って、そうそうないんですよね。
そんな映像に静かに寄り添う、ギターオンリーの味わい深い音楽は、おおはた雄一さん。
この方、私が好きなアーティストたちとのコラボが多い方なので、
前から気になってはいたのですが。
やっぱりいい!
主題歌はこの作品のために書き下ろし。
このミュージックビデオがまたいいんです(>_<)!
ミュージックビデオも、この映画の金井監督増田璃子ちゃんなんですが、
もうほんとにこの映画のスピンオフみたいになっているので、
映画を観たあとはこのミュージックビデオを必ずチェックしてください!
他にも、「オケ老人!」でもいい味出してた小松政夫さんは出てるし、
このイイ感じの写真は川島小鳥さんだし、
マニアの心をくすぐるツボばかりのこの作品。
余韻の残る、じんわりと心に沁みる、素敵な日本映画です。
かなりマニアックな日本映画好きの私ですが、
今年に入ってすでにお気に入りの日本映画、
3本目に出会ってしまいました(´▽`)
「オケ老人!」
「この世界の片隅に」
そして「ちょき」
全部、中劇でやったやつ♪
しかも、来週からは「彼らが本気で編むときは、」も公開♡
これも絶対に今年のお気に入り映画に入るはず☆
これ、ほんとに嬉しいことなんです!!
大人だし、ビジネスなんで、自分たちが観たい映画ばかり上映できるわけではもちろんなく。
期待してたのに、観てみたら微妙・・・・だったものもけっこうあり。
そして、スッゴク良かったのにお客さん入らず(-_-;)なんてことは日常茶飯事。
しんどいことも、納得いかないことも、普通にいろいろあります。
でも。
映画が好きで、それだけでウン十年も映画館で働いている私のような人間にとっては、
自分が観たい、上映したいと思った映画を上映できること、
そして自分の勤める劇場で上映した映画がマジで良かったとき。
これが究極の幸せ&達成感なんです。
私は仕事として完全に割り切って映画と向き合えるほどシビアじゃないので、
「お客さんがたくさん入ったときが一番の幸せ」
とは絶対に言えません。
お客さんがたくさん入るのはもちろん嬉しいですけどね。
でも、いい映画を上映しているときがやっぱり一番幸せ!
そして、私が気に入る映画は、たいていお客さん入りません・・・・(;_;)
でもいいんです。
ただの映画マニアだからね!
映画が観られればそれでいいと思っていた二十代のころと全く変わっておりません。
・・・・・・で、なんの話だったっけ?
そう、「ちょき」でした(*´з`)
だから、こういう、地味だけどスッゴク良かった!って映画に出会えること。
それが映画館に勤める映画マニアにとっての幸せというわけ。
なんか最近、観たい映画を上映して、しかもお客さんもわりと来てくれていて、
「中劇のわりには、」ですけどね!)
イイ感じで回りだしているような気配!
今年もこのまま突っ走りますよ~(≧▽≦)!
例によって、急に来週から上映始まる!なんて作品もたまにあるかも!
「この世界の片隅に」みたいなね!)
あるいは、張り切って詰め込みすぎたら容量オーバーで泣く泣く「オケ老人!」上映終了ってこともあるよね~!(今週のことね!)
うんうん、しょうがない!
みなさん、映画はだいたい4週上映ってのが目安ですよ~。
ロードショー系は4週がメドになってます。
ヒットすれば延びるし、コケれば打ち切り。
わりとシンプルな業界なんです。
ミニシアター系は、映画館や作品によっては1週ってところもありますけど、
中劇では最低でも2週はやるようにしています。
そのへん一応覚えておくといいですよ♪

さて、そんなこんなでまたまた長くなりました(*_*)
常にドタバタな中劇ですが、
地味にがんばりますので引き続き応援、
よろしくお願いしますね~(*‘∀‘)♪


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/
携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile




2017年2月3日金曜日

『この世界の片隅に』緊急上映決定!

こんにちは。
緊急上映決定で、びっくりしてる方も多いはず。
「この世界の片隅に」
©こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
ビックリです。
そう。
スタッフもビックリ。
上映まで1週間を切っての緊急上映。
しかも、「艦これ」のときにご説明したような単純な“ムーブオーバー”ではなく、
(参照:http://moriokachugeki.blogspot.jp/2017/01/blog-post.html
フォーラムさんでもまだ絶賛上映中。。。
これは・・・・・正確な業界用語はあるかどうかわかりませんが、
とりあえず“緊急拡大上映”?ってところですかね。
こういう場合、もう私たちに選択権などはありません。
うちの社長ですら、
「なんかそうなっちゃった。テヘッ」
て感じで(^-^;)
・・・・いいんですよ、私は全然。
だって、観たかったから(^▽^)/
もう、こうなったらそれだけです。
決まったならやるんです。
たとえ上映まで1週間切ってても。
宣伝期間、ほぼゼロでも。
大人だからね!
それにしても、大人がたくさん観に行くアニメの大ヒットが続きますね。
「君の名は。」ももちろんですが、
この作品も大人がたくさん観ているみたいです。
もともとクラウドファンディング(インターネットを通じて企画に賛同する人たちから資金を集めること)で製作された作品なので、「この映画が観たい!」というたくさんの人たちの声に支えられて作られているんですよね。
私は、数年前に“こうの史代”さんの原作を友人に借りて読んだのですが、
あまりに感動して、その後、自分でも買いました。。。
そんなふうに原作が大好きで、どうしてもアニメで観たいという人たちが集まって作られた作品なんですね。
とにかくこの方の作品、ほんとに絵がきれいで!
今まで、実写映画化とかドラマ化もいくつかあったんですけど、
やっぱりこの絵で観たいなあという気持ち、私もありましたもんね!
そして、広島出身なだけに戦時中の広島を舞台にしたお話が有名なんですが、
声を大にして反戦を訴えたり、
悲惨な部分を強調したメッセージ性の強いものを発表したり、
戦争とはこういうものだ、という感じの作品、
では全然ありません。
どこにでもある、普通の人々の暮らし。
戦争を描きたいのではなく、
戦時中であっても、毎日、夜がきて朝がくること。
騒がしく、恐ろしい時代であっても、静かに、日々の暮らしを紡ぐ人々の生活を、
市井の人々の日常を、詳細に、丁寧に描くのです。
それがかえって、平和への強い思いを呼びおこします。
私は昔、母親に無理やり映画館に連れていかれて(嫌だって言ってるのに!)、
「この子を残して」(長崎の原爆の映画)とか、
「黒い雨」(広島の原爆の映画)、
とかのがっつり原爆系の映画を観させられてトラウマになり、
戦争映画嫌いになって今でもどんなイケメンが出てても戦争映画だけは観られないし。
学校で「はだしのゲン」を回し読みした時期があって読んだけど具合が悪くなって保健室に行ったり。
夏休みの読書感想文に書けと「ガラスのうさぎ」(東京大空襲の話)を渡されたけど途中でゲンナリして読めなくなり、
最初の10ページくらい読んであとは戦争は嫌だみたいなことを適当に書いて終わったり。
「火垂るの墓」は悲しすぎてテレビでやってても絶対観ないし。
「もうほんとすみません!わかりましたから!」
って言いたくなるような戦争ものって、苦手なんですよね。。。
でも、この作品はそうではなくて、
どこにでもあるささやかな日常がどれだけ大切なものなのか、
それを感じることによって、戦争を考えさせられる、
そういう作品です。
戦争について、知らなくてはいけないというのはわかっているし、
きちんと知ることが大事というのも重々承知。
でも、違う伝え方もあるんじゃ?
といつも思っていた私が出会ったのがこの漫画でした。
主人公は、18歳のすず
突然の縁談で軍港の街・呉にお嫁に行くところから始まります。
映画でのすずさんの声は、“のん”。(本名を使っちゃいけないってどういうことなんでしょうね。。。)
「あまちゃん」で、主人公のアキをいきいきと演じ、一躍“時の人”となった彼女。
たしかに。
おっとりとした柔らかいイメージのすずさんのイメージ、ぴったりです!
それにしても彼女、方言のある役をやらせたらほんと天才ですね!
岩手県北部の訛りも最高でしたが、
今回の広島&呉の方言もまたかわいらしい♡
©こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

しかも、嬉しいことに、音楽がコトリンゴ
この方の声もすっごく優しくて柔らかくて、この作品にぴったり!
劇場版アニメ「くまのがっこう」で、ナレーションと主題歌を担当していて、
そのときにビビッとやられた私です。
なんていうか。。。。癒される(*´▽`*)
予告を観てみてくださいね♪
公式サイトhttp://konosekai.jp/
なんやかんやで、結局、私は上映が決まって単純に「ヤッター☆」って感じなんですが(・∀・)/
泣きます。
ほんと泣きます。
でも、あったかい。
これ、やっぱりたくさんの人が観たいと思う映画だったし、
観た人みんなが「もう一度観たい!」「誰かにすすめたい!」と思った映画なんでしょう。
ミニシアター系なのにものすごい大ヒット。
最近では「オケ老人!」もそうなんですが、
こういった「この世界の片隅に」のようなミニシアター系の良品が大ヒットする日本て、
まだまだ捨てたもんじゃないなと思いました。
こんなとき、私はとっても嬉しくなります。
ミニシアター系の映画というのは、大手メジャー系の作品と比べると、
やはりなかなか大ヒットが出づらいものでして。
予算も、キャストも、宣伝も、限りがあるわけで。
ミニシアター系っていうのはつまり、全国で上映するスクリーンの数が、
大手メジャー系の映画会社のものよりもずっと少ないということ。
それなのにこれだけの大ヒットというのは、なかなかないことなんです。
しかも、数々の映画賞を総ナメ中。
もちろん、やっぱり今年度は大人もこぞって観に行くアニメ映画で大手メジャー系のモンスター級のやつがあるので(What's your name?的な)、
興業収入や動員数ではかないませんが。
作品的な評価では、じゃっかんこちらに軍配があがっている様子。
もちろんどちらも面白くて素晴らしい、日本が世界に誇れるアニメ作品ですけどね!
でも、この上映が決まって、受付カウンターにチラシを置きだしたら、
「午前十時の映画祭」「オケ老人!」のお客さんが、
「あら、これやるの?いいわね!」と声をかけてくれたり、
「あ、これ観たい♪」とチラシを持っていってくれたりして、
けっこう反応が良くて、嬉しい驚きでした。
大人も、シニアも、『アニメ』というのに抵抗もなく、
ちゃんといいものを知っていて、観ようと思っているんですね!
すごくいいことだと思います(*‘∀‘)
そうやってたくさんの人がこの映画をスクリーンで観ることができるといいなあと思うし、
この漫画のこととか、こうの史代さんの作品の素晴らしさを知ってもらえるといいなあと思います。
その感動の先に、戦争への意識や感心が芽生えるものと私は思います。
私が自分の子供に戦争を教えようとするなら、迷わずこれを選びます。
被爆してドロドロになった体や、町中に転がる死体の映像とか、
傷口からうじ虫がわいている描写、
リアルな戦争体験記。
そういうのは、おいおいね。
これが戦争だ!とガッチリ説教くさくぶつけても、ききめがないかもしれないですからね。
そろそろ教えないとな、ってときは、この映画で、
優しい絵の、優しい声の、綺麗な色の、“そのころの暮らし”からにじみ出る戦争を感じるところからでいいんじゃないかなと思います。
何年後、何十年後にも伝えていきたい作品です。。。

スケジュールがぎゅうぎゅうの今月、なんとか入れた作品です。
一日一回しか回せないのはご容赦ください(>_<)!
フォーラムさんと、どちらか都合のいい時間を選んで観に来てくださいね♪
ティッシュかハンカチ(できればタオルハンカチ)必須!!



★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile