2017年11月9日木曜日

音楽映画祭2017!

こんにちは。
秋深し、ですね。
街には木枯らしが舞い、
うちのクワガタの動きも鈍くなり、
そろそろ雪が降ってもおかしくないくらい。
・・・え、クワガタ?
そう、2年ほど前に弟の友人からもらったオオクワガタのオスとメスが、
うちのリビングのテーブルの上の虫カゴの中で偉そうに鎮座しているのです。
虫、大っ嫌いな私ですが、
命を預かった以上はぞんざいには扱えません。
「もうーー何!?このでっかいゴキブリみたいな生き物は!?」
とゲンナリしましたが、しぶしぶ世話をすることに。
しょうがないのでペットセンターに餌を買いに行ったら、
クワガタの餌のすぐ横に、うちのと同じようなクワガタが。
なにげなく見てみると、そのお値段にビックリ。
「え!そんな高いの(゜Д゜;)!?」
それからは、一応気持ちをあらためて大事に世話するように(^_^;)
そうしているとだんだん母性が働くようになるのか、
毎日クワガタの様子が気になりだしてくるのが不思議ですね。
そして去年の今頃、メスが餌を全然食べなくなり全く動かなくなったので、
「あ、こりゃあ死んだわ」
と思ったんですが、そのご遺体に触るのも嫌だったので少しほっといたら、
あるとき急に動きだしてビビリました。
「・・・・冬眠だったの(@_@;)!?」
危なく高級なオオクワガタ様を生き埋めにするところでした。
なので今回、オスが動かなくなりつつありますがたぶん冬眠ということにして一切触らないことに。
だって触りたくないんだもん。
・・・こんな人に生き物を与えないでください。
クワガタも、こんな人のところでよく生きてるなあ・・・(-_-;)

って、虫の話!?
いいえ、秋の話です(^_^)/
盛岡の秋の定番になりつつある音楽映画祭
今年もいよいよ開幕です♪

「ラヂオもりおか音楽映画祭6」
2007年11月11日~11月17日
http://radiomorioka.co.jp/music-cinema-fes/

毎年、楽しみなこの企画。
年々、面白くなっていますよね!
・・・全然観られないけど(-_-;)
毎回、必ず3~4本は「絶対観たい!」っていう作品があるのに、
どれもこの1週間で観なくちゃいけない!!
がんばって毎年、せめて一本は観るようにしてはいるんですが、
自分のところの上映作品すら観られないこともあります。
やっぱり、好きなものは仕事にしちゃいけないんでしょうか。。。
今年も、映画マニア必見の「すばらしき映画音楽たち」とか、ハリー・ポッターで一世を風靡したダニエル・ラドクリフが死体役ってだけで面白い「スイス・アーミー・マン」とか、
もちろん中劇で上映の「写真家ミック・ロック」からの、
デヴィッド・ボウイの伝説のコンサート「ジギー・スターダスト」
それからボブ・ディランのドキュメンタリーをデジタルリマスター版で「ドント・ルック・バック」・・・
全部観たい(>_<)!!
・・・・無理だけど。
「社長!音楽映画祭の間、1週間お休みください!」
ってわけにはいきませんからね(^_^;)
いいんです。
いつもとは違う客層のお客さんがたくさん劇場に来てくれるだけで。
上映中、いかした音楽が場内から漏れ聞こえてくるだけで。
ちょっとイイ感じの作品を上映しているだけで。
それだけで満足。
みなさん、私のぶんまで映画を観て楽しんでくださいね(;_;)
さてさて、全部の作品紹介は無理なので、
中劇の上映作品だけ紹介しますよ♪

「きみの声をとどけたい」
©2017「きみの声をとどけたい」製作委員会
こちらは、湘南・鎌倉を舞台に7人の女子高生の青春を描いた、
爽やかで眩しくて、そして心がほっこりと温かくなる優しいお話です。
主人公の女子高生のうち6人が、この作品のためにオーディションで選ばれた新人声優さんたちということも話題なのですが、
脇には今、大人気のイケメン声優・梶裕貴さんや、
大御所中の大御所・野沢雅子さん(オッス!オラ悟空!)も名を連ね、
製作は「時をかける少女」「ちはやふる」のマッドハウスときたら。
間違いないやつです。マジで。
「漫画やアニメやゲームからの美少女アニメの劇場版」が最近かなり多くなってきているのですが、
この作品は完全オリジナルの劇場用長編アニメ。
シンプルに、優しくてあたたかい青春ストーリーになっています。
こちらは音楽映画祭より一足先に上映が始まっているので、
先日、7歳の男の子が観ていったのですが、
「すっごい面白かった!もう一回観たい!」
と言っていましたよ。
すぐそばにある普通の街で、
どこにでもいる普通の女の子たちが、
そこで普通に暮らしているー。
そこに起きたひと夏の出来事と小さなキセキ。
女子が数人集まると、楽しいけれどちょっとづつ微妙に出てくる距離感とか、
リアルで美しい湘南や鎌倉の風景、
そしてミニFMステーションでDJの真似事をする主人公。
全部がツボです。
え、もちろん私の。
女子たちのやり取りとか、ちょっとしたいざこざなんかは、
「超わかるー!」って感じだし、
江ノ電とか湘南の街並みなんて見てるだけで癒されるし。
DJの真似事をする主人公なんて、もう私じゃん!?
なにしろ小学生のころ、IBCラジオの「トップ40」「ラジオ新鮮組」にドハマリし、
カセットテープに自作のラジオ番組を吹きこんでクラスメイトに聴かせていた私です。
クラスメイトからのリクエスト曲を流し、
ゲストには私の弟を迎え(!)、
一応、台本を書いて友人と二人でDJになりきって毎週、番組を吹き込んでいたのです。
懐かしい・・・(>_<)!
自分のビジュアルと偏差値に絶望して、その夢を諦めた私としては、
この映画はなかなか胸がギュウッと掴まれるようなせつなさがこみあげるストーリーではありますが。
アニメファンや声優推しの方はもちろんのこと、
主人公とドンピシャ同世代の女子高生も、
私のように“あのころ”に思いを馳せてみたい大人のみなさんも、
そして小学生まで幅広い世代が共感できる青春ドラマ。
是非、ご家族でどうぞ!
11月12日(日)の14時の回終了後には、
主人公・行合なぎさ役の片平美那さん、
浜須賀夕役の飯野美紗子さんの舞台挨拶がありますよ!
こちらは音楽映画祭のチケットも使えますし、
通常料金で入場可能。
この舞台挨拶のある11月12日の14時の回のみ、
座席指定券を販売中です。
絶対に舞台挨拶を観たい!!!って方は、
劇場にて受付をすませて指定席を確保しましょうね!
公式サイトhttp://kimikoe.com/movie/index.html

「写真家ミック・ロックーロック・レジェンドの創造主ー(仮)」
(C)2017 VICE MEDIA LLC AND STRAIGHT OP FILMS
デビッド・ボウイイギー・ポップクイーンなどのポートレートやアートワークで知られる伝説のカメラマン、「70年代を写した男」と呼ばれるミック・ロックのドキュメンタリー。
本人が自らナレーションを担当し、ミック・ロック独自の視点からすべてが語られ、
外部からの映像などは使わずに、
自身が保管していた莫大な資料の中から、デビッド・ボウイシド・バレットの未公開映像、ルー・リードのインタビュー音声などを使用。
エキセントリックでサイケデリックな70年代から、ミレニアム世代まで、
彩り鮮やかで自由奔放なロックンロールの歴史をひもときます。
中劇では、去年の2月にデヴィッド・ボウイのドキュメンタリー「デヴィッド・ボウイ・イズ」を上映しましたが、
http://moriokachugeki.blogspot.jp/2016/02/blog-post_18.html
70年代のイギリスのミュージックシーンは、ほんとにすごいですよね。
カラフルで攻撃的で個性的でサイケデリックで、
そして、イカれてる(^_^;)
でもあの時代だからこその独特の輝きであり巨大なムーブメントだったんでしょうね。
私も大好きです。
その70年代イギリスのロックシーンに写真家としてがっちりと組み合った伝説のカメラマン“ミック・ロック”
その40年の人生に迫る、音楽と写真と荒れ狂う時代を映し出すドキュメンタリーです。

「俺たちポップスター」
(C) 2016 UNIVERSAL STUDIOS
最後は、また出たよ、究極のおバカ音楽映画です。
もう、ほんとに、ひたすらずっと笑えます。
ポップスターのドキュメンタリー映像のパロディを本気で作った、
抱腹絶倒のしくじりコメディ。
音楽好きの方も、映画好きの方も、笑いをこらえるのが大変なくらいにきっちりと本気で作ったおバカ音楽映画。
世界的に有名なヒップホップバンドが突然の解散、
ドキュメンタリーの製作は失敗、
アルバムは不評、ツアーも中止という散々な結果に。
果たして彼らの運命はいかに!?
細かいボケも満載、流行りの薄っぺらい音楽ドキュメンタリーを本気で茶化して面白がり、
いろんな有名アーティストを皮肉ったパロディには笑いを通り越してゾッとする部分もありつつ、
アメリカのコメディはとにかく豪華すぎるカメオ出演に注目なので、
その凄さにもビックリ。
今回もそうそうたるメンバーが。
リンゴ・スターにマライア・キャリー、ファレル・ウィリアムスにマーティン・シーン!
スヌープ・ドッグにジャスティン・ティンバーレイク、そして「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーンまで!
ほんと、アメリカのコメディ映画はすごいですよね。
音楽好きやコメディ好きはもちろん、
最近お疲れ気味のあなたにも、
ただただ何も考えずに笑えるこんな映画がおすすめです。
公式サイトhttp://popstarmovie.jp/

というわけで中劇も多彩なラインナップですが、
他館でも面白そうな作品が盛り沢山。
年に一度の音楽映画祭、今年も盛り上がって楽しんじゃいましょう!
中劇では、17日以降もこちらの3作品を引き続き上映しますので、
どうしても映画祭の間には観られない、って方も大丈夫なんですが、
音楽映画祭のチケットが使えるのは音楽映画祭の開催期間中のみになりますので、
音楽映画祭のチケットをお持ちの方は、必ず期間中に観に来てくださいね!

ちなみに中劇では、例によってたまたまですがその後も音楽映画が続きます。
12月上映の3作品が音楽映画。
山田孝之主演の短編映画「点」はyonigeの「ワンルーム」という曲。
(C) 2017 WARNER MUSIC JAPAN INC.

「茅ヶ崎物語」サザンオールスターズ関連。
(C) 2017 Tales of CHIGASAKI film committee

12月23日からの「ソフィア・コッポラの椿姫」は有名なオペラ作品。
(C) Yasuko Kageyama

中劇、なにげにしゃれおつでアーティスティックなミニシアター的な雰囲気を醸し出してきていると思いませんか!?
・・・・思わない?
まあいいや。
とにかく。
私としてはなかなかに満足な今後のラインナップ。
この冬も中劇、要チェックですよ(^▽^)/

★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile